残り少ない上海での日々。
少しでもよい思い出を残そうとがんばってたら、携帯電話盗まれました。
でも返ってきました。
そう、僕はkumicho。あきらめの悪い男。
コーヒー買って帰り道。
ちょっと不愉快なことがあったので、
「もうやってらんないよ~。ママ~」
みたいな気分で歩いていると、なんか上着が妙にもぞもぞします。
風もないのにゆれている、ような。
で、なんとなくポケットに手をやると携帯がない!
ぐっと振り向いてみると、ちょっと不安な顔した、なかなかいい男。
「このヤロー、てめえ、ちょっとツラ貸せや!」
みたいに言いたかったんですが、
「おい!」
しか言えませんでした。
でも、素直に携帯電話を差し出してくれました。もっととぼけるかと思ったのに。
なので僕も、まあ、こういうこともあるんだろう。彼にもいろいろ事情はあるだろうしな、うんうん。
とか、そんな感じで普通にその場を去りました。我先走了!
思い返してみると、気がついたのは一人だったからかな、って気がします。
ほんとにちょっとした違和感だったので、友達と話しながらだったら気づけなかったような。本気のスリってすごいですね。
盗まれるって話はよく聞きましたけど、自分があったことなかったので、「なんてウカツな人達。ぷぷぷ。」とか思ってましたが、あれはしょうがないな、という気になりました。
で、その人なんですが、彫りの深い顔立ちだったので、ウワサ通りウイグル人みたいですね。
でも、羊肉焼いてる人たちよりもさっぱりした顔してました。
服装も、その辺のまともな職業の人よりコギレイで、もっと別の場所で出会ってたら、、、ワタシ、、、とかそんな感じでした。
綺麗なバラには棘がある、ってことですね。
2 件のコメント:
そんなにフレンドリーなら、
連絡先聞けば良かったのに。
あ、でも組長が帰って来られなくなるのもアレだから、
やっぱ、それで正解。
気づいてよかった~
今の話ではないが、私の携帯もバスで盗まれたことがある、誰も返してくれなかった(泣
バスは怖い場所だな~少し気を緩めばすぐに盗まれる。。。
汚い格好なら、近寄るとすぐ避けられるかも。。。だから泥棒も職業化?
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