2007年3月20日火曜日

IT



IT。
アイティーじゃないです。イット。

スティーヴン・キングってミーハーな感じがしてました。
昔何冊か読んだことはあったんですが、特にファンになることもなかったですね。
妙にSFっぽいところが馴染めないというか。
で、今回読んでもやっぱりそうだったんですけどね。

あんまり書くとネタばれになっちゃうので書いちゃいますが、対決するIT、宇宙の創世記からいる悪魔なんですね。
神が創りたもうた善の者と対の存在。
この設定、この時点で日本人には受入れがたい感じがします。
もっと未知の存在でよかったような。

でもこの悪魔との戦いは結構おもしろいです。
子供の頃の戦いと大人になってからの戦いが入れ替わり進行していくんですが、読んでて飽きないです。
実は全部で4冊もあって、かなり長い話なんですがわりにスラスラ読めます。
アメリカチックな古き良き少年時代の話もおもしろいし、大人になっていくちょっとせつない感じもあって、よい本です。

ただ、一番の感想は、読むの遅くなったってことなんですけどね。
日本に戻ったときには1冊は読み終わってたので、ここひと月で読み終わったのが3冊ってことです。
だいぶペース遅いです。
電車に乗る時間とか長いのに、いまいち集中できないんですよね。
みんな中国語で話して欲しいなあ。日本語はうるさい。

気分転換にどうぞ。

0 件のコメント: