2006年7月14日金曜日

日本人

まあ、言わずと知れてる感じで日本人なわけです、僕。
そうなんですが、この間東京に帰ってみると結構違和感がありました。1年間はやっぱり長いみたいです。

成田から東京へ。
電車にいた3人組。ちょっとかっこいい男の子とちょっとかわいい女の子とちょっとかわいくない女の子。みんな学生っぽい。
ちょっといいほうの二人が付き合ってるようで、残りの一人はその二人の会話に無理やり合わせてる感じ。
二人「~なんだよねー。うんうん。」
もう一人「そうそうそうそう!びっくりだよねー!!」
二人「でさ~」
みたいな。
なんか、「そんなにがんばらなくったっていいんだよ」と言ってあげたくなりました。
余計なお世話ですね、すいません。
ああいう、ひきつったみたいな笑い方、上海では見たことないですね。
どっちの国が生き辛いのか、疑問に思った瞬間でした。

新宿で乗り換えでした。
とにかく、人が多い!上海も多いはずですけど、やっぱりそう思っちゃうんですね。
なんか怖かったです。みんな綺麗にしてますし。緊張感高めです。
移動にも無駄がない感じです。誰もが当たり前のようにすすすーっと移動してます。
人ごみの中で路線を検索をしてたんですが、そうやって立ち止まっていると、すごく流れに乗れてないような気がしました、なんとなく。
なんか、よそ者を受け付けないような疎外感を引き立たせてくれてました。

で、途中で気がついたんですが。僕、列に並んでない!
駅を出るときとか、エスカレーター乗るときとか、無意識に割り込んでました。結構衝撃的です。
無意識なんだからしょうがないのです。きっと中国人もこんな感じなんだろうなあ。
そして、もしかしたら一部の人に「この薄汚い中国人め!」とか思われたりして。
最初、さんざん文句言ってたのに染まってました。別の意味で怖いです。

で、改めて振り返ってみると、僕も結構変わりました。
別に背は伸びてないです。ひげも前からありますし。
大体こんな感じです。

・コーラが飲めるようになった
まあ、昔から飲めるんですけどね。あきらかに普通の飲み物になりました。
日本にいた頃はほとんど飲まなかったのに。
理由ははっきりしていて、(水道かもしれない)水を使ってない飲み物→缶飲料→アルコールが嫌なときはコーラ、みたいな流れです。
きっと骨が溶けまくってます。

・辛いものが食べられるようになった
中国の食べ物は基本的に辛いので、慣れました。
といっても、現地の本気の食べ物は無理ですけど。
昔は全然無理だった気がするものも食べれるようになりました。

・裸で寝れるようになった
だって、夏、暑いです。
そして、なんか体質が変わってきている気がします。
昔はどんなに暑くても、冷房かけながら、パジャマ着てタオルケットかぶって寝ていました。
でも、だんだん薄着になっていきました。
なので、少し前についに裸に挑戦してみました。結構平気でした。
昔だったら確実に途中でやめてたはずなのに。
おまけに結構変なテンションで楽しかったです。
でも次の日、お腹の調子が悪かった。

そんな感じの東京生活でした。
まあ、久々だったので楽しかったです。
たまには戻るのもいいですね。次の予定はないけれど。
ただ、東京って、なんだか生き急いでる感じがしました。なんとなく。
僕にはやっぱり田舎暮らしが向いてるのかも知れません。
ちなみに上海は都会だけれど、住んでる人はみんな田舎者なので和みます。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

大人の階段上ってるんだ。

匿名 さんのコメント...

裸の組長……

kumicho さんのコメント...

> よっしー さん
大人の階段だったんだ。
小人の階段だったら簡単に登れそうなのにねー。

> 匿名 さん
裸の王様みたいでなんかやだな。

匿名 さんのコメント...

私は日本に帰ると人と人との空間の違いに戸惑います。

エスカレータとか、「もっと詰めて!」って言いたくなっちゃう。

あと静けさかな。中国はどこ行ってもうるさい。昨日も南京行きの電車で、隣のおっちゃんがMP3聞きながら熱唱。。。

kumicho さんのコメント...

詰めてって、そっちなんだ。。。
もう立派な中国人ですね。

そっか、もしかしたらその静けさが怖さの秘訣なのかも。
そういえば、上海来た頃は「みんな元気で楽しい町だ!」なんて思ってました。
すっかり忘れてたな。