2008年2月4日月曜日

この人と結婚するかも


この人と結婚するかも。
って、すぐ思っちゃう人のお話です。


そういうのって、女性は共感できるんでしょうか。
僕にはあんまりわからないですね。
で、この主人公は、なにかをする、ってわけでもないです。
毎回、心の中で空騒ぎをして、騒ぎ終わったところで興味をなくしちゃう。
ケン君ともそんな風に終わるのか、と思ったら。。。
みたいな感じです。
展開はベタですね。
でも、その間の主人公の心の変化が大人向けっぽいです。甘くない。


さらにもう一話。この本、2本立てなんです。
で、2本目はひたすら、うじうじ考え続ける男の話です。
「○○ちゃんはオレのことが好きに違いない」
「あの思わせぶりな態度はなんだったんだ」
「女なんて消えてしまえばいいのに」
「もうここで引き返そう」
「あの食事に負けていたら引き返そう」
「明日から老人になりたい」
なんだか、無理やり共感させられます。
舞台がドライブの最中というのがリアルな感じです。
「学べよ」
主人公が友達によく言われるせりふ。耳が痛い。


まあ、そんな感じで、2本ともあえてお勧めするほどでもなかったです。え。
僕、男の子ですし。


この本、いつもどおり図書館で借りました。
図書館で借りると、貸し出し表みたいなのがもれなくついてきます。
本にはさんで渡してくれるんですが、今回、これが2枚入ってました。

貸出日 12月14日
タイトル
・この人と結婚するかも
・恋を数えて
・30代は女のベストシーズン!

あ、なんか、ちょっと。

クリスマスを控えて、これらの本を読まれていたのですね。
まあ、寒い時期ですし。
家でゆっくりと読書という過ごし方も。
いえいえ。大変優雅で、素敵な趣味かと。
暖かい飲み物なんかも一緒に。
やはり教養のある女性というのは。。。

なんだか、この現実のほうがドラマっぽいです。
〆はやっぱり明石家サンタだったんでしょうか。
ほろ苦い。


誰だか全然わからないので、こんなことも書けました。
でも、相手を知ってたら無理ですね。
そう考えると、図書館で働いたりなんかしちゃうと、大変そうです。
結構、その人のことわかってしまいますね。
「あれ、隣の佐藤さん、急にエイズの本ばかり借りてるな。」
「そういや、先月フィリピンに行ったとか。。」
こんなことにもなりかねません。

なんだか、怖いですね。

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