2005年12月2日金曜日

ドキュメント 弁護士


憲法と天皇制」を読んだので、次は弁護士ものを読んでみました。
一言で言うと、「まあ、そんなもんだろ」って感想です。

ちょっとびっくりしたのは、法律事務を独占する、弁護士の仕事の範囲や報酬については弁護士会の自治に任されてるってことですね。
法律を扱う機関が独立していないとだめだろって話らしく、まあ納得できないこともないんですが問題点も多いみたい。

こういう本なので、悪い弁護士の話がでると次はいい弁護士の話がでてくるんですが、数は全然違いそうです。


そういえば、裁判の傍聴に行ったことがあります。
留置されてる友達を迎えに行った男性が起訴されてました。
お酒を飲んでいたらしく、「早く、あいつを返せよ!」などと大声を出して、注意した警官に小突かれたらしいです。
警察署の外に引きずり出されたときに持ってたビールをかけたところ、公務執行妨害で起訴されてました。

なんというか、「え?それだけ?」みたいな話です。
この警官、うちの田舎だったら、話が通じなくて、度量もないってことで村八分ですね。
むしろ被告人の方が頼りになるナイスガイって感じですが。

で、被告人の上司が証人として呼ばれていて「こいつは仕事もまじめで。。」みたいな話をして、結局執行猶予つきで終わりました。
そのときの弁護士も本当にやる気なさそうでしたね。

自分が刑事告訴なんてされたら結構どきどきだと思うので、もっと熱意が欲しいですね。

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