2007年7月31日火曜日

杉十プール

家から駅までに小学校があります。
杉並第十小学校。略して杉十(ルミちゃん談)。

で、そこではプールを開放してるんですね。
ひと段落したら行こう、と決めてました。
そしたら先日、20前後と思われるかわいい女の子が出てくるのを見かけました。
明日行こう、と決めました。

というわけで行ってきました。
1時間250円。
家の人には「高い!」と言われましたが、以前の経験から、1時間以上いると思えなかったので気にしませんでした。
でも、やっぱり、1時間は長かったですね。十分。

中はじめじめと薄暗く、台東区の区民プールの方がきれいでした。
こんなところで子供が泳いでるのか。
見た目は悪かったんですが、プールの温度も、室内も快適でした。
平日の真昼間だからか、おっさん、おばさん、たまに子供。
屋内プールなのに、子供はみんな真っ黒でした。
そしてやたら元気。
僕が25メートル泳いで休んでる間に、2往復くらいしてます。

ここ2ヶ月くらい、体をまったく動かしてなかったのできつかったです。
今も、わきの下から2の腕にかけて痛いです。準備運動忘れてた。
足の指も、隙を見せるとつりそうです。
「最初だからムリしちゃいかん」
「だけどもうちょっと泳いどこう」
結構がんばりました。200mくらい。

と言うわけで、疲れてしまったのでもう寝ます。
最近のモットーは、
「日が昇るころに起きて、日が沈むころに寝る」
です。

おやすみなさい。

あ、そういや女の子見てないや。
金返せ!

2007年7月30日月曜日

選挙、怖い

参議院選挙ですね。
もちろん行ってません。一票の重みなんて軽すぎる。

なんか、民主党が快勝してますね。
僕はもともと小沢さんが結構好きなので、まあいいんですけど。
でも、今回の選挙で勝ってしまうのはどうなんでしょう。

年金問題なんだろうか?
安部さんって、社会保険庁を改革しようとしてましたよね。
それに反対するってことは、年金問題を繰り返したいって意思表示になると思うんだけど。
天下りの問題も着手しようとしてましたよね。
みんな天下りに賛成だったんだ。
今回の民意が僕には読めません。

あと、小泉さんの登場以来、選挙の結果がすごい偏ってる気がします。
なんかそういうのって気持ち悪いです。
小泉さんの時は、ちょっとお祭り騒ぎっぽい感じだったので、まあ、おもしろかったんですけどね。
今回はマスコミが「自民大敗!」とかずっと流してて、みんな乗せられてるような。
この調子で行くと、「中国むかつく!」とか言って、戦争始めてしまいそう。
それともひょっとして、「アメリカむかつく!」で太平洋戦争、再び、とか。

僕はあいまいな日本が好きです。

2007年7月26日木曜日

これから10年、新黄金時代の日本


エコノミスト誌で編集長を務めた著者が、これからの日本を楽観して書いた本。
なんて、思わずマジメっぽい紹介をしてしまった。

内容は、
「これからの日本サイコー!」
「しばらくウハウハだから安心」
「中国なんて怖くない!」
とかそんな感じのことが前半に書かれてます。

後半は、労働生産性をあげよう!とか、食料の自由化を推し進めよう!とか書いてます。
なんかどっちもよく目にするコピーだな。
出所はこの人だったのか?

ちょうど最近、どこかの報告でもでてましたね。
今後の日本の目標として、労働生産性を2倍(1.5倍だっけ?)に引き上げよう!って。
えー、って思います。
それって目標にするようなことなのか。
あいまいすぎて僕にはよくわからん。

とりあえず、僕の黄金時代もこれからってことでいいのかな。

2007年7月22日日曜日

赤ちゃんの値段

赤ちゃんの値段

タイトル見て、「経済学っぽく赤ちゃんの値段を論じる本に違いない!」とか思いました。
内容はですね、日本が赤ちゃんの輸出国になっているというお話。

先進国の中で日本ほど他国に赤ちゃんを輸出している国はないそうです。
制度が未整備なために、他の国からは「赤ちゃんを買いやすい国」として見られているわけですね。
なので、養子に出すにしても、ちゃんとしようよ、ということらしい。

国際的には「ハーグ条約」なんてものがあって、このあたりのことを扱っているらしいです。
でも、日本はずっと批准しないままでいるそうです。
正直言って、政治家や官僚がこの問題をほったらかしてる気持ちがよくわかります。

なにが問題なのかわからない。

実の親にさえ虐待されかねないこの時代、なんでわざわざ里親や養親が「子供をちゃんと育ててます」って報告しないといけないのか。
そのまま養護施設にいたら、どうせ不良になるんだから(偏見)、ありがたがってもいいくらいじゃないか。

養子縁組の斡旋業者だって、ほとんどが善意で引き受け手を探してるわけです。
子供を戸籍に入れたくない親がいて、子供を欲しい親がいて、善意の斡旋業者がいて。
とってもいい仕組みだと思うんですが。
子供を預かって、育てながら引き取り手を捜すなんてとっても大変そう。
多少ぼったくったっていいじゃないか。

児童ポルノが問題らしいけど、そんなことのために赤ちゃんから買って、育てる業者がいると思えない。時間もかかるし、リスクも高い。
臓器売買はよくわからないけど、そんなことできる奴らは別の手段で運びそうな気がします。

2007年7月19日木曜日

きすん誕生

作りました。きすん君。
僕の子供です。

じゃなくて会社です。
昨日の18日が設立日でした。たしか仏滅だったような。
四柱推命で誕生日を決めました。
これを聞いたら登記を代行してくれた人は怒るかもしれません。かなり急いでもらったので。

仮のホームページはきすんにあります。
今.co.jpのドメインを申請中です。(*申請しました。株式会社きすん
名刺なんかにはそっちを使います。
.comはどこかの会社が転売目的で持ってました。なんてこった。
来年のきすんの誕生日に買ってあげようかな。それまで生きてたら。

きすんの由来ですが、とりあえず、
「きすんが好きやねん」
の略ってことにしとこうかと思ってます。
もっといいアイデア募集中。
ほんとはうちの母と祖母がやってた別々の自営業の名前からとってます。
お家再興を目指してるわけではないですが。
でも説明が面倒なのと、たいていがっかりされるので秘密です。

2007年7月15日日曜日

クール・ジャパン


日本ってクールだね。
という自画自賛な本。でもないですが。

ところで、なんでAmazonで傘売ってるんですかね。
梅雨だから?じゃあ、しょうがないな。

デジタルハリウッドの学長さんの本です。
なので、ここで出てくる”クール”は漫画だとかアニメの話。
そういったコンテンツを生かすために産学官共同でもっといろいろやらないともったいないよ!って提言されてます。

そうか、ソフトウェアなんか作ってる場合じゃないな。
これからはデジタルコンテンツだ!って気になりました。

2007年7月11日水曜日

アメリカ - 非道の大陸


えぇ、やっぱりアメリカって野蛮!
ひどすぎるよ、こんなことするなんて!!

なんて話とはまったく無縁な本です。
作者がアメリカを旅行?したときのエッセイ。
ほとんど詩のような文です。
情緒的に過ぎて僕にはつかみどころがありません。

水族館に行ったり、サーカス見たり、浮かれた場面なはずです。
でも、しっとり。
なんか切なげ。
文章だけなのに、セピア色。
そんな本です。

これを読んでアメリカに行きたくなりました、ってことも全然ないです。
ものすごく非現実的なタッチ。

そういえば、今まで上海以外の外国に行ったことがないと思ってました。
でも、アメリカにホームステイしてたことあったな。
これ読んで思い出しました。

2007年7月9日月曜日

我が家の出来事

ドミトリーに住んでます。書きましたっけ?
要は共同生活です。なんと10人で住んでます。

まあ、それだけの人数で住んでるからいろんな人がいます。
個人的には、”そんなところに住もうと思う人だから”、いろんな人がいるんだと思ってます。
自分を振り返ってみると。そんな悲しい結論。

韓国人がいます。
ブラジル人もいます。
シンガポールで留学してる日本人もいます。今は夏休みらしい。
セフレが何人かいるなんて当たり前っていう女の子もいます。友達を紹介していただきたい。
ほかにも以前キャバ嬢だったとか、これから社長なんて人もいます。
うん、その人には社長の才能ないと僕は思ってるんですが。

で、一人やたら元気なおばちゃんがいます。
いつも強気な発言で、どうでもいい自慢話ばかりする人でした。
なので相手をするのがちょっと苦手でした。

でも、興味を持ってしまったよ、というお話。


新しくドミトリーに入ってきた人とは同業で気が合うらしい。
また深夜まで話し込んでいます。
「かつてすごく太っていたけど、あっという間に痩せてしまったよ。」
またいつもの自慢話かなと思ってました。
でも、よく聞いてみるとちょっと違ってました。
「”あれ”を食べると、もうあっという間。。」
”あれ”?なんだそれ?
「売りたいって泣きついたって、信用のない人には売ってやらないよ。以前の上司も普段いばりくさってるくせに謝って頼んできたけど売ってやらなかったんだ。」
「どんな成分なのか気になって、アメリカの研究所まで確かめてきたんだよ。」
「アトピーもなくなって、生理通もすごくらくになった」
「3日で25kgは痩せれる」
そんな、魔法のサプリメント。

そういえば、仕事で大阪に行ったとき、あまりにヒマでバーに一人で行ったことがありました。
ひとりで寂しく飲んでると、バーテンダーがやたら元気のいい人でいろいろ話しかけられたんですね。
その人の作るお酒もおいしかったので、次の休日に誘われて、一緒に出かけました。
で、連れて行かれたのがセミナー。
サプリメントと化粧品を買おう!
使ってよければ友達にも勧めよう!

マルチ商法との出会いでした。

厳密に言えば、このとき誘われたのは法律にはひっかかってないです。
ちゃんとした会社のちゃんとした商品。
でも一般の認識ではマルチですね。

で、そのときのバーテンダーとこのおばちゃんの話し方がそっくりなんですね。
断定的で強気。
自分はすごい。
すごい自分が紹介するんだからこの商品(またはこの商売)もすごい。
だから買うべきだ。

そう思うと、なんかおばちゃんに親近感が湧いてきました。
なんだ、がんばってるじゃん、みたいな。
ドミトリーを転々としてる理由もこれではっきり。
新規顧客の開拓ですね。
普段の話し方も、常に営業トークなんだと思えばそんなに不愉快でもないです。
今までいい年こいて一人身(想像)だとろくな人間にならないんだ。
だから僕も早く結婚しないと。
なんて、失礼な反面教師にしていてごめんなさい。
今日も一緒に飲みましょう。

2007年7月8日日曜日

ヤバい経済学


友達に勧められて読んでみました。
うーん、おもしろい。

経済学で使われてる手法で世の中の迷信だとか定説を見直す、ような感じの本です。
なので、あまり経済学の本って思えないですね。
実際、そのあたりのことはあちこちでいろいろ言われてるみたいです。


その分析によると、「正しい子供の育て方」は子供の成長に関係ないらしいです。
将来の子供の経済力(思想や人格は計りにくいですからね)に関連があるのは「親がどんな親であるか」だそうです。
でも、「どのように育てたか」は関係がないそうです。
だから、ほっといても子は育つ。
とか言いたいわけではなくて、自分やまわりの人の常識の範囲で世話をすればいいんだな、と。
子育てって、どうしたらいいのかさっぱりわからなくても、そんなに不安に感じなくてもいいんじゃないのか、って思っちゃいますね。

ほかにも、1万円を渡して、「ここから好きな額をあなたの友人にあげてください」っていうのがおもしろい。
平均では3千円を渡すそうです。
グーグルの広告のマージンは33.3%らしいので、この辺の心理と関係あるのかも知れません。
「オレだったらこれくらいはあげるだろう」
っていう金額をマージンとしてとっているのか。

この実験には続きがあって、証券会社で聞いた場合は全員が0円だったそうです。素敵です。


ほかにも、相撲の八百長を証明していたり、麻薬の売人がなんで貧乏なのかなど、いろいろあります。
経済学ってことを気にせずに読んでみると、話のネタになりそうです。