家へ帰っていると、「今日からここで暮らすんだなあ。。。」と言う声が聞こえてきました。
振り返ってみると、路地の奥に数人の人影がマンションを見上げていました。
きっと引っ越しが終わったところなんでしょうね。
それまで生まれてからずっと暮らしてきた家をでて、新しい土地で新しい生活を一人で始める、まさにそんなときに出てきた言葉なんだろうなあ。僕にもそんな思い出はやっぱりあって、当時の期待と不安が入り交じった気持ちを思い出してなんだかせつなくなりました。
「その期待や不安の大きさは、君の前に広がっている未来の大きさなのだよ」なんて自分で考えて、「ああ、実は俺って詩人だったのか。。。」とにんまりしながら帰ってきました。
こういう話の感想はそっと胸にしまっておくのがよいかもしれないですね。(やはり詩人)
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