タイトルがいいです。邦題だけど。
ガルシア・マルケス、ノーベル賞作家。
久々に文庫本じゃない本を読みました。重いので運動不足にもいいですね。
僕はご飯食べながら本を読むんですが、ハードカバーはお店に入るときにちょっと恥ずかしいことがわかりました。メガネをかけるべきか悩みました。
内容は、濃密です。濃い、すごく。
とある一族の話なんですが、出てくる人物がすべて極端です。漫画にしたら身長は3mくらいありそうな感じです。
でも、自分をばらばらにして強調したらこんな感じかなあ、とか思わされてしまいます。
全然違うけど、なんか共感できるんですよね。
半分くらい読んで「タイトルの意味がわかった!」と思ったら、最後でそうでもないようなことになってしまってよくわかりません。
不安定な気分。ま、いい終わり方ってことなんでしょうね。
僕は本は読んだら捨てます。邪魔ですから。
おもしろくても、「読みたくなったらまた買えばいいや」と思って捨てるようにしてます。
そんな僕でもこの本はまだ捨ててません。
「もう一度読んでみよっかな」って気にさせられるんですね。
不思議で、おかしくて、生々しい話です。絶賛。
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