ヒキタクニオさんの本です。
舞台は沖縄。でも、どこでもよかったような感じがあります。
内容は消し屋と天才の対決。
消し屋はハードボイルドな人です。シニカルでプロフェッショナル。
最初は彼が一仕事してすごさをアピール。
その後、依頼人が現れて、天才を紹介します。
天才を消してほしい、ただし、自殺で。
その後、消し屋と天才の丁々発止なやりとりが。。。
あまりない。
ほとんど天才の半生が書かれているだけ。
「長いなあ」と思って確かめてみると本当に半分くらい使ってます。
その部分は確かに爽快感があってさらさら読めるんですが、それほどおもしろくもないです。
時々、二人が絡む場面もありますが、いまひとつ凄みにかけます。
最後は血筋とか、出生の秘密とかが暴かれます。
サスペンスや推理小説では結構、定番なオチですね。
話の中で消し屋が言ってますが、自殺に見せかけて殺す、そんなやりとりがあったほうがまだ良かったかもしれません。
結局のところ、すごく魅力的な人物を2人、一冊で書いちゃった、みたいな感じです。
最初、「2人の天才の対決!」みたいなのを期待して読んでたので、ちょっと違ってました。
気軽に読んで爽快なので、「そうかい?」なんて言いながら読むのが、”正解”。
2 件のコメント:
ダジャレはいけません、ダジャレは。
といいつつ、自分もシモネタに逃げたりしますが…。
えー!
ダジャレのない生活なんて無理です。
他に思いつかん。
匿名だけど、「下ネタ」って辺りでバレバレですね。
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