食べ物が辛いとか、甘いとか、脂っこいとか場所が違えば食べ物の好みも違いますね。
こうっていうのは割と納得がいくものです。
でも、意外な部分が違うとびっくりします。
これは気づいてみるとびっくりなので、それまでは完全に勘違いしてたりします。
なんと、、、上海では飲み物が”冷たくない”んですよ!!
これはほんとにびっくりです。
そんなことはまったく想像してなかったので、「さすが中国。飲み物の冷やし方も適当だ。」なんて思ってました。ほんとうにごめんなさい。
なので、冷たくない飲み物が出てくるたびにちょっと嫌な気持ちになってたんですね。
習慣の違いというのは恐ろしいもんです。
で、実際のところ上海では飲み物を冷やして飲んだりしないんですね。文化的に。
日本で飲んでる程度に冷やすと「冷たすぎる!」と嫌がられるわけです。
コンビニなんかで売られてる飲み物はちゃんと冷やしてますが、すぐに水滴が出てきたりはしない程度です。
もちろん、外国人がよく行きそうなお店なんかは結構冷えてたりもしますけどね。
コーラやビールなんかを室温で飲むのも普通です。
まだまだすべての家庭に冷蔵庫があるとは思えないし、あっても、”食べ物が長持ちする”とか”冷凍食品の保管”だとか実利的な使い方が一般的なのかもしれません。想像ですけど。
嗜好が変わるには時間も必要ですし。子供の頃から飲んでなければ、”冷たいほうがおいしい”とは思えなくても自然な気がします。
なので、「なんだこのコーラは!冷やしてもいないもの持ってきやがって!!」などと怒ってはいけないわけですね。
その前に周りを見回して、「あ、みんな飲んでるし、普通なんだ」と気づきましょう。僕には無理でしたが。
意外とこんなところで、
「冷えてない、なめとんか」→仏頂面
「なんで怒ってんだ、感じ悪い」→反発
てな感じに仲が悪くなれそうで怖いです。
いろいろ気をつけないといけないですね。
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