2005年11月30日水曜日

憲法と天皇制


憲法と天皇制。
タイトルを見ただけで読む気が90%ぐらいそがれます。

でもこれが意外におもしろい。読んだ僕もびっくりです。

最初に憲法で規定されている天皇が説明されます。また読む気がなくなりそうです。
第1xx代目の天皇。普通ですよね。
でも、本当は日本国憲法ができてからはまだ3代目。
正確に言うなら、天皇家の第1xx代目の当主(?)が3代目の(日本国憲法で規定する)天皇に即位した、ですか。
こういうの、すかっとします。

天皇が象徴であることはみなさんご存知だと思いますが、こんなことで「象徴であるというのは、天皇と人民のとの歴史的な関係を表したものである」とかなんだかと法学者たちは言い合ってるそうです。馬鹿ですね。
なんとなく賢くて近寄りがたい人たちだったのが、急にテレビに出てきてもおかしくないくらいに滑稽に思えます。

そのあと天皇制の変遷が書かれています。
これもなるほどなあ、と結構おもしろく読めます。
子供の頃、「君が代」が国歌かどうかでテレビなんかが騒いでた熱気がいまさら少し理解できました。

靖国神社って「国家のため」に戦った戦死者を弔うところだと思ってたんですが、「天皇のため」に死んだ人を弔う場所だったんですね。
考えてみれば、「神社」→「神道」→「天皇」ってなるんだから当たり前ですけど、今の今まで気がつきませんでした。
そりゃ参拝するしないで外国から文句も言われるわな、という感じです。
というか、政教分離から言ってもおかしいんですよね。神道だし。

そんな感じで「興味ないなあ」とか「日本国民だもの、わかってますよ」的なことが、がらがら崩れていって快感です。

これは日本国民なら読んでおくべきかと。

2005年11月28日月曜日

大人のコーヒー

大人のコーヒーです。
なにがって、サイズが。
From 今日のコーヒー


これ、スモールサイズなんですよね。
なのに、こんなに大きい。こんなに大きいことを見せようと思って、灰皿と一緒に写真を撮ったんです。
ですが、良く考えたら灰皿と一緒に撮っても大きさわからないですね。


大きいんですよ!

片手では覆いきれないくらい、いや、両手でも隠し切れないくらい。
本当はペットボトル一本分。
たしか、両腕を回しても抱えられなかったような。

伝えきれないもどかしさが、こうやって話を大きくしていくんですね。


なので目的変更。
ラッフルズ・シティーの裏にコーヒー屋さんあったでしょ!ってことにしておきます。

2005年11月25日金曜日

百年の孤独


タイトルがいいです。邦題だけど。
ガルシア・マルケス、ノーベル賞作家。

久々に文庫本じゃない本を読みました。重いので運動不足にもいいですね。
僕はご飯食べながら本を読むんですが、ハードカバーはお店に入るときにちょっと恥ずかしいことがわかりました。メガネをかけるべきか悩みました。

内容は、濃密です。濃い、すごく。

とある一族の話なんですが、出てくる人物がすべて極端です。漫画にしたら身長は3mくらいありそうな感じです。
でも、自分をばらばらにして強調したらこんな感じかなあ、とか思わされてしまいます。
全然違うけど、なんか共感できるんですよね。

半分くらい読んで「タイトルの意味がわかった!」と思ったら、最後でそうでもないようなことになってしまってよくわかりません。
不安定な気分。ま、いい終わり方ってことなんでしょうね。


僕は本は読んだら捨てます。邪魔ですから。
おもしろくても、「読みたくなったらまた買えばいいや」と思って捨てるようにしてます。
そんな僕でもこの本はまだ捨ててません。
「もう一度読んでみよっかな」って気にさせられるんですね。


不思議で、おかしくて、生々しい話です。絶賛。

2005年11月24日木曜日

玉子珈琲

王子コーヒーじゃありません。
玉子。
From 今日のコーヒー


いや、もうわかってはいるつもりだったんですよね。
何度も苦い思いと甘い味を体験してきて、現地向けのコーヒーがどんなものかはわかっているんですよ。

でも、ホテルの一階だったしね。
欧米人っぽいのが客でいるから、大丈夫かなー、と。
「♪と思ったのが運のつーき(by bridge)」

選択の余地のないアイスコーヒーを頼んだら出てきたのがこんなんでした。
もうわかっているとは思いますが、右側の黄色いものは玉子の黄身。
コーヒー自体もキャラメル味で、一口飲んで「これは無理だ!」とわかりました。

僕は良く知らないんですが、玉子入りのコーヒーってあるんですかね。
それともロッキーの影響で入れちゃったんでしょうか。


コーヒーを飲むときは、「眞鍋珈琲(日本だと珈琲館)」で30元の大金を払うか、来福士の裏にあるコーヒー屋さんで飲みましょう。

あてずっぽうで入ると危険です。

2005年11月23日水曜日

琉球弧の精神世界


沖縄出身の女性が書いた沖縄の本。
タイトルは精神世界ですが、内容は半分くらいは具体的な沖縄の問題や歴史です。


前半がいかにもタイトルどおりで、信仰や習慣について書かれています。

この作者、沖縄に住んでいて、しかもあちこちの島に良く出かけているんですね。
それなのに、「つまり、沖縄ではこういう風に信仰が作られているのだよ!」って部分はすべて引用です。
その引用と自分の見聞きした話を比較する、なんてこともない。
たまに書くかと思うと、「これは私見になるが、」なんて断りまで入ってきて、果たしてこの人が書いてる意味があるのか考えてしまいます。

正直言って、この人に文章を書く力はないですね。

「だいたい28の島をまわった」なんて、小学生だったら怒られてます。
なんで、「だいたい」で「28」なんだ?

これだけ読みにくい本は久しぶりだったので、何度も挫折しかけました。
「どれだけおもしろくなくても、読み始めたら最後まで読む」という昔からの習慣がなければ無理でしたね。


後半に入ると、沖縄の近代史や基地をめぐる問題、現在起きている活動なんかが紹介されています。

このあたりは「なるほどね~」と読んでいておもしろいです。
同じ日本でも全然違うんですね。なんとなくは知っていたけど、一つ一つ説明されると重みが違います。
沖縄の人って、自分たちを少数民族だと思ってるんですね。意外でした。

そういった、基地や少数民族としての活動のいくつかは作者自身が参加しています。
ここでやっと、この人がこの本を書いてる理由がわかるわけですね。


こんな感じなので、沖縄に興味がある人は読んでみたらどうでしょうか。
僕は同じような上海の本があったら読んでみたいです。

2005年11月22日火曜日

タクシー

わかりやすい中国生活。第13回目の今日はタクシーの乗り方について、です。

タクシーは初乗り10元という安さも手伝って、上海では欠かせない交通機関のひとつですね。だからと言って、調子に乗って使ってるとやっぱり大金を使ってしまうので気をつけましょう。


まず止めかたから。

手を上げて止めます。終わり。
これは万国共通ですね。

間違えてはいけないのは、タクシーを待つ人が多いところで捕まえるとき。

決して譲ってはいけません。
「あ、これはあの人に向けて止まるな」なんて思っても、自分のものように乗り込みましょう。

また、降りる人を待ってもいけません。空いてる座席に乗り込んでしまいましょう。
前の座席、後ろの座席、どちらに座ってもかまいません。一人なら前の座席の方が普通かもしれませんね。

これらの注意を守らないと、いつまでもタクシーを待ち続けることになります。


タクシーに乗ったら、次は行き先を告げます。
「○○路、××路」と言う具合に交差点で行き先を教えます。

中国語は発音が難しいですから、一月や二月過ごしたくらいでは一度で伝えることはできません。
「何路だって?」
「××路」
「何路だって?」
「××路」
「何路だって?」
「うるせーな! 聞いて分からないなら他の聞き方しろよ!!」
こんなときはちゃんと教えてあげましょう。グローバルスタンダードな日本語で。

道の名前が伝わっても、一方の道が長く、もう一方の道がマイナーな場合、運転手さんがわからない場合があります。

「××路なんてないよ!」
「はあ?あなた知らないの?」
「知ってるって!」
上海のタクシーの運転手さんは「知らない」という言葉を知りません。

「△△路だろ、□□路だろ、、、」
なんと! 端から全部の道を言うつもりです。
「人民広場の辺りだよ」
ちゃんと教えてあげないと先に進めません。
「あー!!」
ここで気づいてくれれば儲けもの。結局最後まで道の名前を言っても出てこないことがあります。

これらのやりとりでわかってもらえれば、目的地に止めてもらうのは簡単です。
交差点に近づいたところで、
「どこ?」
と聞いてくるので、
「あの辺に止めて」
となります。

最後まで伝わらなかった場合、判る方の道をひた走ることになります。
そして目的地に来たとき、

「あー、ここで止めて」 止まる可能性40%
「あ?ここ?」
なんて聞きながら止める気配がないこともあります。
「そうそう、ここだって!」 止まる可能性80%
「あ?▲▲路って言ってなかった?」
なんて言って、まだ走らせてるときがあります。こんなときは、
「うるせーな! ごちゃごちゃ言ってねーで、早く止めろ!!」 止まる可能性95%
と、これもグローバルスタンダードな日本語で伝えましょう。怒鳴ってみれば大抵止まります。
「やれやれ。。。」
なんて振りをしながらまだ走ってる時があります。こうなったら、
「ごんっ」
と、運転席を蹴っ飛ばせば止まります。これでも止まらなかったことは一度もありません。


最後は料金の支払いですね。

あなたの運転手は誠実な走りをしてくれたでしょうか?
道を伝える前に走り出したために逆方向に進んだり、変なところで曲がったために余計な遠回りをしていないでしょうか。

そんな時はちゃんと伝えましょう。
「(35元だけど)30元でいい?」
「35元だよ」
「てめー! さっき遠回りしてたじゃねーか!! なんで時間かかって金まで払わないといけねーんだよ!!」
こんなときにもやっぱり日本語。ハートフルコミュニケーション。
無理なことを言わなければ100%言い値にしてくれます。

最後は「谢谢」、「再见」などと声をかけ、笑顔で別れましょう。


タクシーの乗り方でした。

2005年11月18日金曜日

詐欺

皇室関係者を装って詐欺をはたらいていた2人組が捕まったそうです。
74歳と60歳の2人組。あっぱれですね。心からそう思います。

退職したとたんに生きがいをなくしてしまわないように、こういう人たちを見習わないと。
「詐欺ってぼけ防止にもいいんだって!」流行らせましょう。

詐欺師というのはなかなかいい商売だと聞いたことがあります。
捕まって裁判になっても、被害者にお金を返せば情状酌量が加味されて軽い刑で収まるとか。
それじゃあ儲けもないやん、って話になるんですが、被害者がみんな名乗り出るわけではないんですね。なので捕まってもその分は儲かる。
宝くじが理論上の換金率より儲かるのと同じような感じですね。300円とかとりに行かないですからね。それだけで換金率10%アップですよ。まさに詐欺。

被害者がなんで名乗り出ないかというとこれは簡単で、恥ずかしくて出てこれないんですね。
大抵はお金を持ってる人間なわけですから、それなりの地位にある。
実際、「どこぞの社長が詐欺に引っかかった!」なんてことになったら社員も取引先も「この会社大丈夫か?」なんて考えてしまうわけですよ。

大体、仮にも経営者が詐欺に引っかかったなんて騒ぎ出すなんて、かなり恥ずかしいことじゃないですか。
お金のやりとりに関する無能さをさらけ出してるわけですからね。やだやだ。
まあ、かつて100万円で絵を買って、翌日クーリングオフした僕に言われたくはないでしょうけど。

高齢化社会に向けておじいちゃん達もがんばってるんだぞ、ってニュースでした。
たぶん、違うと思うけど。

2005年11月17日木曜日

紹興酒

上海蟹を食べました。
で、そのときにやっぱりカニには紹興酒だろ、ってことで用意してあったんですね。

和酒ってお酒です。味は。。。覚えてません、飲んだかどうかも。
まあ、そんな感じで余ってしまったんですね。
なのでそのままうちに置きっぱなしでした。僕は部屋では飲みませんし。
ところが最近気がつきました。

一本なくなってます。

あれえ、おかしいなあ。その間うちに来たお客さんはいないんですよね。
だから、僕もそれ以来酔っ払ってないですし。
僕以外で部屋に出入りするのって、部屋の掃除とかしてくれるお手伝いさんだけなんですよね。
最近はサービスで毎日来てくれるし(最初の話では2日に1度)、すごく丁寧に仕事してくれるんですよね。いい人に逢えました。ほんと儲けものです。
そんな人がなにかするわけもないし。。。

なので、もう、容疑者なしですよ。
そして誰もいなくなったって感じです。でも、小説みたいに死んだ振りして隠れてないです。
これってネタバレってやつですか?有名だから大丈夫。

それにしても、おかしいなあ。。。

2005年11月15日火曜日

外灘(ワイタン)

中国だからと言って、なんでもワンタンだと思うのは大間違い。ワイタンです。
「あんた、どっからワイタン?」とか、そんなこと言う人嫌いです。やさしくしてください。

というわけで、外灘です。上海屈指の観光名所。
と言っても観光がしたかったわけじゃなくて、「ちょっと夜風に吹かれよう」なんて思って出かけてしまいました。まあ、ロマンチスト。
From 今日の出来事


外灘は南京路の果てにあります。なので久々に南京路を歩きました。
そしたら久々に「おにいちゃん~。おんな、どう?おんな~」ってのに会いました。3人も。

もちろん、こういうのって無視するに限ります。
1人目「おんな~(べたべた)。。。ねえ、おんな~」僕「。。。(無言で腕を払う)」
2人目「おんな~(べたべた)。。。ねえ、ねえ~」僕「離せって!(やっぱり腕を振り払う)」
3人目「おんな~(べた。。)」僕「汚ねえんだよ!離せ!」と言って、力いっぱい振り払ったら相手の顔つきが変わりました。

3人目「な~に~?喧嘩が欲しいの~?」にらんできます。
ちょっとまずいなと思ったので無視して立ち去ろうとしました。「ばこっ」っと持ってたカバンを蹴られました。
僕の経験から言うと、口はしょっちゅう出しても、手を(足か、)出す人はかなり珍しいです。

4ヶ月生活してて、以前書いた「女の子の顔をはたく男」と、「私の男とりやがって!この売春婦!」と言って水をかけた女性に2階から本を投げつけてた女の子(←こっちが暴力)以来です。

正真正銘のチンピラっぽい。
な、と思った頃にはちょっと睨んでしまいました。
3人目「な~に~?ナイフが欲しいの~?」懐に手を入れてます。

まあ、90%くらい持ってないに決まってますね。普通だったら0だけど、チンピラなので10はサービス。
そして仮に持ってても、南京路の明るい場所で出すはずがないですね。遅い時間とは言っても人はまだいるし。
大体、繁華街の真ん中で日本人が刺された、なんてことになったら上海の経済にも影響が出るから国が黙っちゃいないだろ!
「出せるもんなら出して見やがれ、このチンピラ!!」

と思った頃には200mくらいダッシュしてました。


平日の遅い時間で、ライトアップも終わってるいるからか人がまばらでした。静かな外灘もいいですね。
走りつかれた体に川風が優しかったです。

2005年11月14日月曜日

おサイフケータイのクレジット決済

いや、サービスが始まるのはわかっていたんですけどね。

早くないですか?

なんか、ちょっと前に「おサイフケータイ!おサイフケータイ!」って騒ぎ出したような気が。僕だけですかね。
三井住友カードが組んだってことですらすらと話が進んだんでしょうか。

こういう動きが加速していくと、明るい未来が待っていますね。多重債務者に。
カードが多すぎて恥ずかしい思いをすることなく、ボタンひとつで切り替えオッケー。
財布を開いたらカードが零れ落ちるなんて恥ずかしい思いとはもうおさらば。♪信用100枚できるかな。

まあ、それは極端としてもクーポンや割引券、クレジットカードに現金なんかがケータイに乗っていくと、財布がなかなか売れなくなりそうです。違った、財布が軽くなっていいですね。
ちょっと前まで割引券の類をすべてとっておくと財布が膨れ上がって大変でしたけど、今後はカードを挿す穴を埋めるのが大変になったりして。僕みたいにお尻のポケットに財布を入れる人はわかると思うけど、カードが少ないと財布の歪みが激しくなるんですよね。

セキュリティールームの鍵になったり、車の鍵になったり(したらいいなあ、と友達の談)、どんどん機能が豊富になっていっておもしろいですね。生活を取り込んでいくという感じ。
1世紀後には自動車に替わって産業界の頂点に立つんでしょうか。というには小さすぎるかな。でもひとつの山にはもうなっていますね。

携帯電話の進化、外から眺めている分にはとてもおもしろいです。
中にいると、使用料金高すぎますけどね。

2005年11月11日金曜日

一番亭

近所にラーメン屋さんができました。ローカルねたですいません。
「熱烈!一番亭」という、いかにも日本っぽいラーメン屋さんです。

新しいものには入っとけ、ということで早速行ってきました。
かなりお腹が空いてたので、しかも安かったので、ラーメンとカレーを注文しました。
そういえば、上海に来てから「ごはんを残すのはもったいない」なんて教えは頭から消えました。慣れって怖いですね。
最初の頃、「全部食べると、足りないって思われる」と聞いて残すようにしてたんですよ。
で、値段も安いもんだから、大目に頼んで飽きたら残すくせがついてしまいました。というか、一人で食べるには多すぎるものが多いんですけどね。

で、このカレーがすごくおいしい! 上海に来てから一番おいしいカレーです!!
他のカレーと何が違うって、すごく「普通」なんですよ!! 僕がレトルトのルーで作ったような味。
良く知ってるはずなのに、とても新鮮。大冒険の末、故郷で静かに暮らすような。フロド君はまた旅立ってしまいましたが。

こっちの日本食って、大抵まずくて高いか、めちゃくちゃうまくてもっと高いかのどっちかだったので、これは衝撃的でした。 メテオ?
ちょうど食欲がなくなってきていたころだったので、さらにおいしかったのかもしれません。
あんまり気に入ってしまったので、3日連続で食べに行ってしまいました。そしたら兎のぬいぐるみをもらいました。

これからしばらくはカレー漬けになりそうです。
部屋もぬいぐるみであふれるかもしれません。

2005年11月10日木曜日

美女とMSNサーチ

MSN大好き。そして美女も好き。
MSNサーチで「菅野美穂」「伊東美咲」を検索すると、1ページ目に出るようになりました。たぶんすぐに消えるので今のうち。

「菅野美穂ちゃん好きだー!!」とか「伊東美咲様、拝ませてください!!」とか、そういう人にはちょっとかわいそうな気もします。
たいしたこと書いてませんからね。

というか、「菅野美穂」なんて僕の記事の中で一番短いくらいなんですが。「ちいさいことにくよくよするな」といい、これって嫌がらせですか?書くな、と。。。

というわけなので、今日は短めに。

2005年11月9日水曜日

海と地震

中国語の先生と話していました。
すると、「私は今まで一度も海を見たことがない」だそうです。感動しました。

日本みたいな島国で海を見たことのない人はまずいないと思います。さすが大陸、違いますね。
こういったところで違う国にいるんだなあ、なんて思います。

内陸部から上海に来る人は多いんですが、そういう人たちは海を見たことがないんですね。
そもそも海を見ようという発想がないのかも知れません。それまで身近にないわけですから。
なので、「上海は海のそばだから見にいけるやん」と言ったところ「(砂で)黄色の海なんてニセモノ」ということだそうです。まあ、たしかにきれいではなさそうですね。
僕は見に行こうと思ってましたが、ちょっとその気がなくなりました。

もうひとつ感動したのが、「海が見れるのはうらやましい。でも地震が多い」って言われたこと。
「え!くわしいな」と思ってたら、アニメを見てると字幕が出てくるからだそうです。
こんなところで文化の交流がおきているんですねえ。アニメは偉大だ。

2005年11月8日火曜日

ルービックキューブ・世界大会

子供の頃に誰でも一度は遊んだことのあるルービックキューブ。
大人になってからも解けなかったルービックキューブ。世界大会が行われたらしいです。

なんと、20年以上経って2度目の開催。人気あるんだかないんだか。
日本人が優勝したみたいですが、タイムが異常です。
大きさが2×2で8秒、3×3で12秒(これは3位)、4×4で54秒。そうですか。。。

やり方わかっちゃえば、後は回す速さだけなのかも知れませんがそれにしても早い。
トロフィーもやっぱりルービックキューブなんでしょうか。ディープですね。。。

2005年11月7日月曜日

上海蟹(カニ)

上海といえば、カニ。
食べました、たらふく。幸せ。

生きてるところと、食べる前、食べた後に写真を撮ってやろう!と狙っていたんですが、すっかり忘れてしまいました。幸せだったんです。
鍋に入れようとしたら脱走したのが、上にのってこっちを見ているカニです。おいしかった。
From 上海蟹


1匹50元。市場があって、そこで買うとそのくらいだとか。
高級レストランで1匹何百元も払うなんてもったいないですね。危ない危ない。
料理の仕方も簡単で、蒸し器に入れて蒸すだけ。僕でもできそうです。

メスオスオスメスと4匹食べました。お腹いっぱい、幸せいっぱいでした。

2005年11月3日木曜日

ビザ

ビザと言っても三井住友VISAカードのビザじゃないです。
だからといって斜塔で有名なビザでもないです。それはピザか。

海外に行くときに申請するビザです。おいしくないビザ。
僕は中国に入国するときにシングルビザを使ったんですね。すると、日本に帰ろうとしたときに困ったわけです。
シングルビザは一度帰国するともう使えません。なのでまた申請する必要があるんですが、滞在日数を考えると申請しなおすのは無理だったんですね。
これは困った。。。ということで早速相談。そしたら「まかしとけ」。いつも頼りにしてます。

なんかすごい裏技があって、一時帰国許可書みたいなものでも発行されるのかと思ってどきどきしました。
言われるままに手続きを進めているうちにわかったんですが、新しくビザの申請をしてるだけだったんですね。
まあ、現地でビザを取得できるのはそれなりに驚きでした。観光だと日本でしか申請しませんからね。

現地に住んでるんだよ、って証明書が要りますが、それがあったら役所で申請するとぽんっと出てきます。けっこう簡単です。まかせっきりで何もしてないから簡単だった、というのもありますが。
申請して1週間程で受け取れます。その間はもちろんパスポートを預けないといけないのでちょっと不安ですね。
というか、一人だったら「返ってこなかったらどうしよう」とか悩んでしまいそうです。はげるタイプだな。

料金は日本で取得する半分くらいですね。
代行業者を通しているわけじゃないのでその分安いのかも知れません。
「さすが中国!安いな!!」ってほどではないですね。残念。

でもおかげさまで無事に日本に帰ることができました。そしてまた上海に戻ってくることもできました。「上海!我回来了!!」(ただいま、の意)
てな感じで、めでたし、めでたしですね。

2005年11月1日火曜日

学生生活

上海の学生さんと話す機会がありました。勝手に紹介。
今、中間試験の真っ最中らしいです。アニメ断ちしてるそうです。どこの国の学生も変わりませんね。
もちろんアニメはインターネットで見つけるそうです。やっぱりおんなじ。

「日本のアニメは最高だ!」と言ってました。
そして10月から番組改編でいろいろスタートして大変だ、だそうです。そういうことは知ってるんですね。

大学は人民公園から電車と自転車を乗り継いで1時間半のところにあるらしいです。やっぱり郊外なんだ。親近感が沸きますね。僕のイメージでは「大学=山」です。僕だけかもしれませんが。
学生が数万人いるという話でした。「えぇ!」って驚いたけど、良く考えたら日本でも総合大学だったらそれくらいの数はいそうですね。びっくりして損しました。

基本的にはみんな寮に入っているらしいです。大学自体が相当広大らしく、門から寮にたどり着くのが大変だと言ってました。さすが中国。なので通うのは大変なんだとか。
でもその寮、4人部屋らしいです!びっくりですね。みんな年頃なのにプライバシーとか気にしないんでしょうか。
と驚いてみると、「高校の時は10人部屋だった」と言い返されました。ちょっと想像もつかないですね。毎日枕投げとかしてるんでしょうか。楽しそう。遊びに行ってみたいです。
なんでも、「協調の精神を養うため」に中国ではそういうものらしいです。一人っ子政策で兄弟いないからいいんじゃないですかね。まあ、僕は結構ほんとに楽しそうだなあとか思いますが。

ちなみにその寮は一月100元だそうです。思ったよりも高いですね。
3人で600元の部屋に住んでる知り合いもいたのでそう思いました。もしかしてそれが極端に貧乏なのか?まだ相場がわかりません。

話はずっと日本語でしていました。
なんで日本語が話せるかと言うと、高校で習ったからだそうです。しかも必修。
北方出身らしいのでそうなのかも知れませんが、高校では6割英語、3割日本語、1割ロシア語に分かれるそうです。かなり意外です。ちょっと打ちのめされました。
抗日・反日とか言いながらこういうところは押さえているわけです。やるなあ、中国。大人の知恵ですね。

で、大学に入ると教科書がほとんど英語なので高校をうらんだらしいです。「教科書英語だから」なんて理由で受講をさけてた僕とは鍛えられ方が違いますね。尊敬しました。

あとは、毎日お風呂に入ってくれればねえ。。。

巻き毛

今、googleで「巻き毛」を検索すると僕が1番ですね。
なんでも1番というのはうれしいもんです。次は納税者ランキングとかいいですね。

以前、初めてページを作ったときにはなかなか登録されなかったのに今回は簡単でした。と言ってもなにもしてませんけど。
やっぱりリンクの数で決まるんですかねえ。わからん。

自画自賛

僕は下でもやってるように、ときどき自分の昔の記事にリンクを貼ります。
で、今回も「あー、これ昔使ったな」とか思って探していたわけですよ。

そしたら!
いやー、おもしろいですね、昔の記事。
たとえを良く使ってるんですが、どうたとえになってるのかよくわからないところがおもしろい。自分で書いたはずなんですけどね。
なんだかテンション高めなところも愛らしい。

思わず読みふけってしまいました。
「これ、おもしろいから読んだ方がいいよ!」まさに自画自賛。

それに比べて上海来てからの記事はあんまりおもしろくないですねえ。勢いが足りない。

「這い上がろう」(最近スラムダンク読んだ)