2005年10月30日日曜日

ラーメン(きれい系)

前回のラーメンはちょっと毒々しかったので、今回はきれい系です。
見た目さっぱり。味もまあ、さっぱり。やっぱり油は多いけど。
From 今日の夕食


そういえば今回も全部どんぶりに入っていますが、ときどき具と麺が別々にでてきます。
スープと麺の入ったどんぶりが出てきて、その横に小皿で具が出てくるんですね。なんとなくおしゃれ。

僕は脂っこいものは割と好きなので「中華料理なんて全然おいしいやん」と思っていたんですが、最近限界を感じています。
特にラーメンはつらいです。この写真も見てるとちょっと「おえっ」って感じです。胃が受け付けつけなくなってきました。
こっちの友人は口をそろえて「3ヶ月限界論」を力説していたわけですが、正解でしたね。
冷奴とか酢の物が恋しいです。

しょうがないのでビールでごまかします。

2005年10月28日金曜日

引越ししました

もうお気づきかと思いますが、引越ししました。
といっても家ではなくてこのブログです。

”juanmao”は中国語のローマ字みたいなもので、漢字では”巻毛”です。
最近そんな風に呼ばれたので、せっかくなのでドメインとりました。
というわけで、リンクを貼ってくれている人は変更をお願いします。

2005年10月27日木曜日

下あごのズレ

下あご、ずれてます。
健康によくないらしいです。

リンク先にチェックの仕方が載ってます。
まあ、僕の場合は鏡を見たらわかるくらいずれてるのでチェックしてませんけど。
「治療の効果」を見ると、頭痛や肩こりが治り、血圧や脈、免疫やホルモンバランスもよくなるらしいです。なにやらうさんくさいですね。
脳こうそくも治るらしいので僕向きかもしれません。まさになんでもあり。

顔が左右対称であることが、人の好感度や美しいと感じるかどうかにも影響があるらしいので、早めに治したほうがよいかもしれませんね。お得です。

矯正の前にやっておくべきだったかも。

2005年10月26日水曜日

マージャン(麻雀)の全自動卓

朝、となりの部屋のドアが開いていたので覗きこんでみました。
すると、マージャンの全自動卓がありました。「中国だ!」

煙草の煙がもうもうと立ち込めるこの部屋でおっさん達がマージャン打ってるわけですね。なんか感慨深いものがあります。想像ですけど。
学生の時には「大人になったらみんなで買おう」なんて言っていたけど、もう誰も覚えてないですね。というか、やらないですね。

そういえば、中国と日本ではマージャンのルールが違うらしいです。
どこがどう違うのか。。。わかったらまた紹介します。

2005年10月25日火曜日

手元供養

手元供養というのがあるらしいです。
お墓なんてもう古い。時代の波に乗り遅れるな!

なにかというと、ペンダントの中にお骨を入れて「いつも一緒♪」みたいな感じらしいです。
おばあちゃんなんかが持つのは許せませすが、若い人が「死んだ夫なの」とかいうとかなり怖いです。
大切にしてるのはよくわかるので、理解はしてあげたい。あげたいけど怖い。なんなんですかね。

他にも分骨用オブジェの数々やフォトスタンドタイプの形見入れなど、なんかいろいろ販売しています。
もう少しすると、体の一部に組み込んだりするんでしょうか。
「最近、骨が弱くなってたからちょうどよかった♪」とか。便利ですね。
「この服、死んだおじいちゃんの髪の毛でできてるの♪」
「この指輪、宝石みたいだけどおばあちゃんの目でできてるんだ♪」
なんかいろいろできそう。

これで死んでも安心♪

2005年10月24日月曜日

人民広場

上海の中心、人民広場です。
地下鉄のターミナルであり、環状道路の中心でもあります。

道路標識で「上海まで2km」とか書いてあるのは、ここへの距離です。まさに中心。
広場の地下はまるまるショッピング街になっています。中国で一番大きな地下街だったはず。

そんな感じの場所なので、ここの写真を載せるのは最後の最後だなあと思っていたら意外とあっさりそのときがきました。あらま。
いや、別に上海を離れるとかそういう意味ではないですよ。

人民広場の中にある博物館の手前の噴水です。
From 人民広場

でも水がない。。。水がなくてもカップルはたくさんいます。
後ろのライトアップされてる建物は博物館。なかなか見ごたえあるらしいです。でかい。

広場の周りの散歩道。
From 人民広場

白っぽく見えますが、照明は緑色。常に欠かさぬ緑化運動。さすが上海。
そんなに広くはないですが、ゆっくり歩くとそれなりにいい気分です。都会の緑っていいですね。
あとは人がいなければ。やっぱりここも人は多いです。

上海に来てしまったら、どんなに嫌がっても見てしまうと思うので、その時には思い出してくださいね。

2005年10月22日土曜日

水族館

水族館の写真です。
疲れているときは癒し系。卑しい計画ではありません。

タクシーの運転手さんに「水族館」と言うとつきます。世の中意外とシンプルです。

エスカレーターで水槽の中のトンネルに入っていきます。
From 上海水族館

そのままトンネルが長々と続きます。
ちょうど前にいたお母さんにだっこされた子供が僕の顔をじっと見てるので、(まわりにいっぱい魚がいるのに、見ないともったいないぞ!)ということを身振りで伝えようがんばってました。お前も見ろよ、って話ですね。

そこで見た本物のコバンザメ。
From 上海水族館

言葉ではよく聞くけど、実物を見たことはなかったですね。ほんとにべったりと気楽そうにくっついてます。
「本物だよ!!」とか叫んで写真を撮ってしまいました。


ここ数日風邪で倒れてました。ここ数年、この時期に必ず風邪引くなあ。

2005年10月17日月曜日

共産党員

中国と言えば共産党。そうか、共産党か。「創価、今日、山頭火!」ではないです。ちょっと無理しちゃいましたね。
いままであまり気にしたことはなかったんですが、身近にごろごろいました。

友人が「明日は忙しい」と言うので、何があるのか聞いてみたら「共産党の集会」らしいです。
ものすごく嫌そうに言ってました。なんでも、下っ端だからこき使われて面倒らしいです。
最近顔を出すようになったから下っ端らしいんですが、なんで最近になって顔を出すようになったのか聞いてみました。

高校生の時にクラスの友人に共産党員がいて、その友人は3枚の共産党員への申請書を提出させなければいけなかったらしいです。
友人なのでたくさんの書類(と、これも嫌そうに言ってました)を用意して申請したらしいです。
で、数年たって忘れた頃に「お、君、今度集会に来てくれ」となったらしいです。

昔は優秀な人しかなることができなくて、それなりに価値があったようです。
でも、今はぜんぜんだと言ってました。こんなこと書いてて、その友人消えたりしないですよね。

で、他の友人にもこの話をしたところ、自分もそうだって人がぽろぽろいました。

そうか、ここは共産党の国。

2005年10月13日木曜日

天上的龍肉、地上的驢肉

というわけで驢馬の肉を食べました。
天上の龍の肉と並べられるほどおいしいお肉、というわけです。
From 今日の夕食


で、食べてみた感想ですが、霜降り肉が大好きな人にはあまりおいしくない気がします。
固くはないけど、筋ばってるような。さっぱりしたお肉です。
と違って臭みもあまりないですね。

どうでもいい話ですが、龍の肉ってどんなんなんでしょうね。
龍っていろいろな生き物の体でできていて、どうみても胴体は蛇だと思うんですよね。そんなにおいしくもなさそうだ。
そういえば、東洋では龍はすべての生き物の頂点にたつ存在ですが、同じような存在の西洋のキメラは悪魔的ですね。
こういうのも一神教と多神教の違いからなんでしょうか。文化っておもしろい。

食べた後に知ったんですが、驢馬は北方の料理らしいです。上海ではマイナーだとか。
なので、食べたい人は北京なんかに旅行に行ったときに食べた方がもっとおいしいかも知れません。

2005年10月12日水曜日

正義論・自由論


土屋恵一郎です。
サブタイトルは「寛容の時代へ」。いいタイトルですね。

ジョン・ロールズの「正義論」の解説から現代の新興宗教や中絶の話に広がっていきます。
これが素敵。

この「正義論」、とてもおもしろいです。しかもわかりやすい。
自分のアイデンティティ(肌の色や髪の色、性別、信仰する宗教や出自など)”のみ”を知らない人がどんなルールや制度を選択するか、という設定です。これを「無知のヴェール」と呼んでいます。
この「無知のヴェール」の下では、自分に有利な(または不利ではない)ことを選択していくと自然と公共的な選択をしている、というところがおもしろいです。
つまり、特定の人種や宗教を優遇するルールを選択することができないんですね。自分がそれに属しているかは知らないわけですから。
そこで選択されたルールが正義である、と言ってるわけですね。

そしてこの考え方がただの学問で終わらないで、今のアメリカの政治にかかわっていることが解説されてます。
上の方法で決められたルールを整備するだけでは消極的な公平である、と考えるようです。
それまで不利益をこうむっていた人に積極的に利益を誘導する、これが「アファーマティブ・アクション」につながっていきます。

そして、オウム真理教などの新興宗教や、インドやイスラムといった異なる文化圏への寛容の精神とは。。。

と言った感じで話は展開していきます。
とても書ききれないです。が、どこをとってもおもしろいです。
こういうこと、ちゃんと公民の時間に教えてくれればいいのに、と思いますね。
そしたら「あれ、公民って科目あったよな?」なんて、今僕が悩まなくて済んでいるはずです。

いい本に出会いました。

2005年10月11日火曜日

すっぽん

すっぽん食べました。
目が血走って、「はあはあ」と息遣いが荒くなりました。
From 今日の夕食


なんてことはなかったですね。弱ってるときに食べたからかも知れません。
他にも、すっぽんの下の方でくるっと丸まってるのは蛇です。
しゃぶしゃぶ用にもう一皿蛇がありました。しゃぶしゃぶってあるんですね。
たんばくな味でおいしかったです。皮は蛇っぽいにおいがしてちょっとむずかしい。

すっぽんはひたすらとろけてました。硬そうな見た目と裏腹に。
でも、見た目に負けてあまり食べられなかったです。ああいう食感って一度嫌だと思うとなかなか進まなくなりますね。
養殖ものと天然のものを選ばされたんですが、天然だったらもっとおいしいのかも知れません。
そういえば「養殖か天然か?」って上海に来てはじめての選択でした。こっちの人はあんまり気にしなさそうな気がしてました。

爬虫類や両生類ばかり食べてるのも良くなさそうだったので、兎も食べました。共食いですね。
兎臭くておいしかったです。
一緒に食べてた友人が「うん、兎のにおいだ」と言って、「そうかあ?」と言うとすごく馬鹿にされました。「味オンチ」。
食べたことないんだからわからなくて当然だったんですけどね。今後はその言い訳も使えません。
兎を食べながら「上海には猫が多い」という話をしてました。結論は「猫はおいしくないから」だそうです。わかりやすいですね。また少し上海が好きになりました。

話はそれますが、その友人に言わせると「部屋に現金があるときに、盗まない家政婦は経済感覚がない」らしいです。
1年分の給料を超える現金を目の前にして盗まないやつは馬鹿だとも言ってました。
はっきりそう言われると、そんな気がしてくるから不思議なもんです。
気分良く共生するには、部屋に迎える方にも(現金を置かないという)節度が必要なわけですね。

2005年10月10日月曜日

藤原伊織

藤原伊織です。
いくつか読んだのでまとめて紹介。

しようと思っていたんですが、どれもいまひとつ。辛辣な言い方をすれば一発屋ですかね。
だからと言って「ダックスフントのワープ」や「テロリストのパラソル」が傑作なのは間違いのないところだと思いますが。

「雪が降る」
これは短編集。「ダックスフントのワープ」ほどのインパクトはないですね。暗いところで読んでいたので目が悪くなりました。
「蚊トンボ白鬚の冒険」
すごく脈絡のない話です。蚊トンボが頭に住むところから始まって、最後の対決まで全く別の話がころころと展開していきます。タイトルが”冒険”だからいいのかなあ。上下2冊組みなのでひたすら寝てるときには便利でした。
「てのひらの闇」
ビデオの目的がべた過ぎるのが気になります。あとは主人公がいかにもハードボイルドの主人公の焼き増しと言った感じであんまり魅力がない。登場人物が典型的過ぎるのかな。

期待して読んでいただけに、ちょっと辛口。はじめてこの人の本を読むなら楽しめるのかも知れません。
こんなところに書いておいてなんですが、あまりお勧めできないです。
正直、僕も今後この人の本を買えなくなってしまいそうなので残念です。

2005年10月9日日曜日

ジャンケン文明論


李御寧が書いてます。韓国人。
中国、韓国、日本がジャンケンのように、どれかひとつが強いのではなく共生していこうというお話。

内容もおもしろいのですが、この人の知識が凄まじい。
最初の3ページくらいで「これは尋常じゃないな」というのがわかります。
古今東西、あらゆる文献や単語が飛び出てきます。これだけ博学な人は世界でも数人くらいじゃなかろうか、というくらいです。

これはあまりいいことではないと思いますが、あまりに凄まじいので内容がかすみます。慣れるまではただ唸ってました。
あと気になるのは、あちこち飛び回る知識と内容の間に少しギャップがあって、こじつけみたいなものもちらほらしてます。いいこと書いてるのにもったいない。
もともと論文として発表する予定のものを一般用に書き足したらしいので無理があったのかも知れません。

それでも、「なんだ、こいつは!」なんていう部分と、「なるほどなあ」っていう内容で2度楽しめます。
ひさしぶりに小説以外の本もおもしろいなあと思える本でした。

2005年10月8日土曜日

国慶節

国慶節到来。
人だらけです。
From 国慶節


これだけ人がいていったい何をしてるのかと言うと、とくになにもしてません。ただ集まってるだけ。
公園で花火があったり、どこぞの会場で見世物があったり、となにもないわけでもないですがどう考えても人が多すぎです。ほとんどの人は歩いてるだけとしか思えません。
デパートの中なんかも人だらけですが、飲食店は意外と空いてるのが救いですね。

いろいろ見ておこうと思ってたけど、調子が悪くてあまり出歩けなかったのが残念です。

減煙

なんとかまだ生きてます。というか、だいぶ良くなりました。
しばらくはぶっ倒れることもなさそうです。人間ってしぶとい。

一応、(思い込みでは)生死の境をさまよったので減煙することにしました。
ほんとは禁煙と言いたかったけど、もう吸ってしまったので減煙。禁煙っていうと周りがいろいろうるさいですし。

2005年10月3日月曜日

脳卒中(脳血管障害)

頭が痛いです。脳卒中の前触れかも知れません。
突然死ぬのも迷惑だと思うので、ここに書いておきますね。

僕は頭が痛くなったことってほとんどないんですよね。
たぶん、これまでに2度か3度くらいです。いつもお腹が痛い。
だから、もう一週間近く頭が痛いってだいぶ変です。
特に変なのは昨日一日寝てたのに何も回復しなかったことですね。経験的に、風邪だったら多少は良くなるはずなので。
それに、微熱がある以外はどこも悪くないんですね。やっぱり変です。

今はだいぶましですが、昨日の夜は座ってるのも苦痛なくらいに痛くなって、吐き気もありました。なのでましな今のうちに報告しておきます。
このブログが1週間以上更新されなくなったり、知り合いの方はしばらく連絡が取れなくなったら、どこぞでぶっ倒れてると思ってください。普段パスポートなんて持ち歩かないので、身元不明人で処理されます。

かつての日本では脳卒中による死亡率がずっと1位だったみたいですが、今はすっかり衰えて3位くらいです。
しかしなぜか僕の出身地の某県ではいまだに2位。理由はわかりませんが、郷土に親しみがわきますね。

だんだんどうでもいい話になりますが、「毎日を精一杯生きていたら笑って死ねる」なんて絶対に嘘だと思いますね。
毎日がそんなに充実していたら、死ぬのがもったいなくて、くやしくてしょうがないに決まってます。僕だったらそう思いますよ。
実際のところは、一番つらかったときに「あー、死んじゃうかもー。まー、いっかー。」くらいだったので、充実してなければこんなもんですね。
生への執着がとても少ないので、大きな病気になったら絶対に戻ってこれないタイプですね。
そのくせ死への恐怖は人一倍強いので、最後は泣き叫んだりしそうです。

なんかあまりにも惨めなので、死ぬのが嫌になってきたなあ。