今までなんとか逃げ切って来ましたが、ついに捕まってしまいました。
その日は冷たい北風が吹きすさぶ、それはそれは寒い日でした。
気がつくとフロアには人の気配もありません。時計の針は12時を指していました。
「ちょっと冷えたな」
一人つぶやく声も闇に溶けていきます。
カツン、カツン。追いかけてくるような足音まで寒々しく感じられました。
トイレにたどりつくと、閉じたドアが。
「まだ人がいるんだ」
寒い夜にまだ起きているというだけで、顔もわからない相手に親近感を持ちました。
お互いがんばろう、なんて少し暖かい気持ちになってしまうほど。。。
気がつくともう2時。
「さっきの人はもう帰ったのかな?あれから物音もしないけど。」
そんなことを考えながら再びトイレへ。
!
同じドアが閉じています。
どうして・・・?いぶかる気持ちを抑えながら用を済ませました。
耳を澄ましても何の音も聞こえません。
「寝ていたって、寝息くらいは聞こえるよな。。。」
あれから、もう2時間もたっています。
尋常な事態ではないのじゃないか?そう考えてしまうと落ち着きません。
意を決して、ドアと床の間から中を覗いてみることにしました。
バン!とドアが開いて、迷惑そうな目を向けられる。
そんな不安は一瞬で消えました。
「足がない!!」
一体全体、なにがどうなっているのかわかりません。
そう、もうそんなことには関わるべきではなかったのです。
暗い街に踏み込み、人気のない路地の奥にある我が家に帰ればよかったのです。
そうして一晩休めば、わずかな疑問も朝の喧騒にかき消されてしまったのに。。。
確認しよう!!なにかに背中を押されるように、私はそう考えました。
コン、コン!ドアをノックします。やはり返事はありません。
上ってみるしかないか。
トイレを区切る壁と天井には隙間があります。
隣のトイレから覗けば中の様子はわかりそうです。。。
隣の部屋に入り、便器に足をかけます。
目線はちょうど壁の上端。少し背伸びをすれば隣の様子はわかりそうです。
ふと、いやな予感がしました。
村から少し離れた家。家族や、周りの誰もが近づいてはいけないと言っていた家。
誰が一番近くまでいけるのか競争した、家。
そしてその中で見た、奇怪な生き物。。。
そんな幼い日の記憶がそのとき甦ったのか、どうか。今となっては知る由もありません。
そして、覗き込んだ目に映ったものは。。。
From 今日の出来事 |
ひえー
きえーーー
こーわーいーーーー!!!
だーれもいないの。
だって、だってね、かぎはちゃんとかかってるんだよ。ほら、しゃしんにもちゃんとうつってるし。なのに、そこには、だーれもいないの。えー、なんでよーーー。そんなのおかしいよー。かぎは、ひとがはいらないとけけられないんだよ。でるときにはあけないといけないんだよ。でるときにあけたのに、でるまえにしめたの?はいってからしめるのに、はいるまえにしめたの?なんでといれはかみがつまってるの。。。
ごめんなさい
7 件のコメント:
写真の位置が-70点です。
えぇっ。と思ってIEでも見たけどおかしくないような。。。レイアウト崩れてるって意味ではない?
言葉足らずでした。
文章の前半で既に画像が目に入ってしまうので、
「中には誰も居なかったのか。」
とか分かってしまって、ネタバレだなーとか。
アレ?!待てよ、待て、待て、
組長、上から覗いて、
ホントに何も気づかなかったんですか?
あー、なるほど~。
じゃあ、後で場所変えてみようかな。
-70点はでかい!!
。。。き、気づかなかったって、なにが・・・??
これでどーだー!!
じゃ、-10点で。
あと、
「かぎは、ひとがはいらないと『けけられないん』だよ。」
も、-5点くらい。
でも組長を評価するって、
なんか厚かましいですね。
厚かましいついでですけど、
会社の仲間に、
「関数呼び出しのオーバーヘッドは、
気にしなくても、いいから、
同じ処理を、何度も書くな。」
って啓蒙しといてください。
いやー、それは気がついてたんだけど、こどもっぽさがでていいかなあ?とほっといたんよねー。
関数は応援してます。はい。がんばれー。
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