というか、泊まったところでは、客と店員がずっとお金のことでケンカしてたのでほとんど眠れなかったんです。
僕も帰るときには一体いくら請求されるんだろう?とか考えながら、しかも受付のあたりから怒鳴り声が聞こえてきてて、まったく落ち着かない。
僕の杭州の印象はほぼこれがすべてです。なのでぼったくりの町。
まあ、結局入るときに聞いた値段だったんですが、それでも220元くらいかかりました。
次からは、ちゃんとホテルをとろう。反省しました。
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これ、出口。
逃げられないようにしてあるんだろうか?本気でぞっとしました。
この日は湖の北からスタート。
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まだ夜が明けたばかりだというのに、いるわいるわ。
奥の赤い連中は、みんなで走ってました。元気だねー。しかも集団ルック。
近くで見ると、みんなおじいちゃん、おばあちゃんでした。
中国って、お年寄りも元気でいいね!
って、ほんとかな?
お年寄りなんて、どこでも元気なのかも知れないですね。
凧揚げやってる二人組みのおじいちゃんを見て思いました。
楽しそうにやってます。これが、もしうちのおじいちゃんだったら。
「恥ずかしいから、止めなさい!」
とか、僕の母が言いそう。
老いては子に従え。一人っ子政策の国だと独裁ですね。
日が出たところ。
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上海と同じ理由で、もやがかかってるのか、それとも湖の上だからなのか。判断に迷います。
まあ、大抵、希望的憶測って外れることになってますが。
湖の中の島。
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こんなのを見ながら歩くうちに、橋を渡りきりました。
昨日とあわせると、半分以上歩いてしまった。まだ7時なのに!
で、そのあたりにある、ちょっと楽しみだったところ。
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英雄、岳飛。
どれくらい英雄かと言うと、”がくひ”で変換すると名前が出てくるくらい。
綺麗にかざってありますが、綺麗な色使いが逆に安っぽいです。
そして。
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岳飛を謀殺した人たち。死んでも正座。
僕も、「かーっ、ぺっ!」とかやってみようと思ってました。
でも、誰もいないんですよね。早すぎて。
ほめてくれる人がいないとなあ。
これを引き合いに出して、「だから中国は靖国神社が理解できないんだ!」とか僕も思ってましたが、そんなわけないですね。
政治と文化理解の話をごっちゃにしてはいけない。
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英雄のほうはいい感じです。
まあ、あんまり興味ないですけど。
また湖に戻って、一番長い橋を渡りました。
橋と言っても、湖を南北に縦断です。
パンフレットには、橋が折り重なる美しい場所、なんて書いてあったが見当たらず。
ほんとにただの道でした。しかも長い。
電動自転車で追い抜かされるたびに、楽しみ方を間違ってることを思い知らされました。
こういうところは自転車ですね。
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龍井に行ってから、また湖へ。
さっさと遊覧船に乗って帰るつもりだったんですが、庭園に迷い込んでしまいました。
でも、もう飽きてました。
遊覧船に乗ると、湖の中の島に行けます。
船に乗ってるだけで気持ちいいです。水って素晴らしい。
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湖の中の島には池があります。
これはなかなかおもしろくていいです。
水の豊かな庭園が、水に浮いてる感じ。
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中国人はみんな順番も守れない、非文明的な民族だ!
とかよく聞きますが、遊覧船を待ってる間はそうでもなかったです。
2列は並べる場所でしたが、みんなのんびり湖を見れるように間隔を空けて並んでました。まあ、観光できる人たちですし。
で、後ろから、この島に迷い込んだのか?という小汚い家族連れ。
「前行くんだよ、前へ!」
のどかな雰囲気をぶち壊しながら、おばちゃんがどかどか割り込んでいきます。
さすがに割り込まれたらいい気はしないので、みんなどんどん前に詰めて、いつも通りな人ごみになってしまいました。
悪貨が良貨を駆逐する瞬間でした。「そのとき人民は動いた!」
このおばちゃん、船に乗るときも、みんな歩いてるのに子供の手を引きながら猛然とダッシュ。
僕が船の奥に向かって歩いてると、後ろから子供が衝突。
「気をつけなさい!」
いや、その前に謝るべきでは?
日中友好のために、日本人が中国人を嫌いになる前に、この場で湖に落としてやろうかと思いました。
杭州って、駅前まで高架になってるんですね。これは便利。
正面から見るとなんか凝ってます。
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金沢駅以外にもこんなことをやってるところがあるなんて。
そして中国でも、
「この、10分後の、上海行きに乗りたいんだよ!切符買ってる時間ないんだよ!!」
って言ったら改札を通れることがわかりました。
なんだ、融通きくんですね。
これからはこれで行こう。
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