龍井茶(ろんじんちゃ)で有名な龍井。
でも、「お茶なんて生ものじゃないから、現地に行ってもなあ」と思ったので、まず虎跑泉に行きました。
これは中国で3番目においしい水が湧くところらしいです。
3大名水、ではなくて、3番目ってところに文化の違いを感じます。白黒つけなくてもいいような。
水といえば山。
また山登りかよ。ちょっとうんざりしながら登り始めました。
入ってすぐのところに給水所が。
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このおじさん、ひとりで何十本もペットボトルを用意してます。この後売りに行くのか。
まあ、ここに着く前にもペットタンク(というのか?)に水入れて、よいしょよいしょ運んでる人もいましたが。
とりあえず、安っぽいホースが名水気分をだいぶ和らげてくれます。なんか嫌。
おじさんにちょっとだけよ。とか言って飲ませてもらいました。うーん、おいしい!
山登りの後ですし。
とりあえず、これは持って帰らないといけないのじゃないか?という気がしたので、僕もペットボトルに詰めることに。
でも、飲みかけのと、開けてないのしか持ってなかったんですね。
なので、開けてないほうの水を全部捨てて、詰め替えようとすると周りの人に笑われました。たしかに無意味だ。
上のほうに本物の泉があるみたいなので向かうことにしました。
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途中にあるお茶屋さんで一休み。
名水で飲む、取れたてホカホカの龍井茶。
そういわれてみると、たしかにとてもいい香。
がぶがぶ飲みました。
周りには相変わらずトランプをやっている人達が。
おいしいお茶をじっくり飲むにはいいのかも知れません。
一眠りしてから奥へ。
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むむ、これはたしかに虎ですが。
下の水も濁ってるし、虎の像はいらないし、なんかがっかりです。
と思って聞いてみると、本物は別にありました。
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・・・枯れてるやん。
さっき汲んだ水はなんだったのか。信じるものは救われるんでしょうか。
近くに塔があると聞いたので行ってしまいました。
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そして、当然の階段。
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。修行は続く。
上からみた風景。
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完全に現代ですね。
こんなことならエレベーターもつけてくれればいいのに。
せっかくなので龍井茶の産地へ。
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なんと龍井茶、斜面で作ってます。
大きく見るとこんな感じ。
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・・・山だよ。
「また山かよー!ふざけんなー!!」
とか言いながら、コースを外れて上まで行ってしまいました。
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この辺りのお茶を摘んでくれば、いいお金になったかもしれません。
たしか、いいお茶は500グラムで200万円くらいだったような気がします。
徳川の埋蔵金を探すよりも効率よさそう。
さらに近くに、中国でもひとつしかないというお茶博物館があるそうなので行ってみました。
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中国全土のお茶を飲み放題!とか期待していたんですが。
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入り口すぐの壁です。
この大きさ、この馬鹿馬鹿しさ。結構好きです。
来てよかったな、そう思いました。
中にはお茶の歴史だとか、そんな感じの展示がされています。
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手前にある急須でもお茶を入れるんでしょうか。
三国時代の武将とかならできそうです。
さすが中国、スケールが大きいなあ。
へそが茶を沸かすぜ。
そんな感じのお茶尽くしの場所でした。
でも、山の上で飲んだお茶はほんとにおいしかったです。
これからはコーヒーをやめてお茶にしようかと思いました。
お湯さえあったら何杯でも飲めますし。とっても経済的。
まあ、結局またコーヒーばっかり飲んでるんですけどね。
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