2005年9月19日月曜日

中秋節(南京路)

あんなことがあった次の土曜日、今度は南京路です。
もう、懲りない人々、って感じですね。うきうきします。

一年ほど前に工事をしていた広場が完成しています。メイン会場はそこでした。
今度はオープンなイベントではなくて、バリケードが作られてます。やらしいですね。
中に入るにはチケットが必要なんですが、どうやって買えばいいかわかりませんでした。悔しい。
かろうじてスクリーンが外からも見えるんですが、それを見るために人、人、人。人だらけです。
ぐるっと一周してなんとか入れないかと思ったけどさすがに無理でした。
まあ、上海人のパワーを考えると、もしそんなのがあったら一瞬で壁は崩壊してると思います。賢明ですね。
From 中秋節


昨日のことで味をしめた僕は「近くのホテルに入って覗き見してやろう」などと考えました。
それが運の尽き。

そのホテルでは外が見える部分は全部、部屋やレストランになってるんですね。普通、そうなんでしょうか。
客室の階を回って「これじゃあだめだ」と悟った僕は、割と低い階のレストランを回ることにしました。

これが、、どこもかしこも満室。まさにかきいれ時。
そして、みなさん家族連れ。ファミリーですよ。
陽気に騒いでいます。もう、楽しくてしょうがないよ!世界中愛してる!ってな空気ですね。
僕も意地になって空いてるところを探して7階分くらい歩き回ってました。
で、空気に当てられました。

結局覗き見はできなかったので、帰ることにしました。ひとり歩きます。
さみしい、孤独、ひとりぼっち、いろんな言葉が頭をめぐります。まさにエンドレス。
もし、あの時目の前に飛行機があったら飛び乗っていたかもしれません。穴があったら入りたかった!それは違うか。
楽しそうな家族、家族、家族、に毒されてました。ほんと、毒です。
老人が自殺するのは盆や正月が多いっていうのは気持ちも想像できたけど、これほどしみじみ理解できるとは思いませんでした。いやー、やられました。

今までの上海生活で一番危険を感じた一人歩きでした。
きれいなバラにはとげがある。きれいにまとまりましたね。

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