今日は大晦日ですね。
なんだか、大晦日はやっぱり、今年一年を振り返ったり、総括なんてちょっとなかなか小難しい言葉を使ったりしてまとめあげようなんて、みんながんばったりしてしまうわけですよ。
で、そうなるとやっぱり僕もここはびしっと男らしいところをみせて、かっこよく総括なるものに取り組んでみようかな、わしも年末に考えた、というところを見せておいたほうがいいのではないか、意外と「いつもいい加減なこと書いてあるけどちゃんといろいろ考えてるんだね」なんて反響をもらったりして、さらにはかわいい子が「見直しました!」なんて目をうるうるさせながら、、、いや、いかんいかん、それはいかん、そんな不純な動機ではきっとびしっとした総括なんてできないに違いない。総括というものはちょっと水篭りなんかして、精神もびしっと引き締まってから書き始めなければいけないのだ、よくは知らないけどきっとそうなのだ。などと思ってこのブログを書き始めたわけですね。
で、いざ書き始めてみると、これがなかなかなにを書けばいいのやらてんでわからなかったりしたりするわけですよ。まず水篭りから始めようとして、いやいや上海の水は体によくないって聞いたな、まあ見るからに濁ってたりするって聞いたりしますが。でもうちでは水をためたことはないのでそれほどのことは。いや、むしろとってもいい部屋だと思ってます。そうですね、そろそろ保証金を返していただかないと。引越しも決まってしまいました。それはもう、とっても素敵なお部屋でしたので、ものすごく丁寧に使わせていただきました。はい、ですから是非満額で、、いや、もちろんまた1年過ぎてしまったことは重々承知しておりますですよ、はい。でもね、最近また水漏れなんかも始まっておりまして、、ああ、違います。決して、そんな!非難を言うつもりはまったく、、日本では今、傷口を消毒せずに水で洗ってサランラップを巻いて治すなんて治療法が流行ってる、、でもそんなことをしようとしても僕はちょっと汗かきで。サランラップは水だけ通したりしないだろうから、なんかむれて変なことになったらいやだなあ。でも傷口はすごくきれいなんだっけ?それもこれも日本の水がきれいだから、ちょっとぴり塩素が効いてぴりからだからって話なの。だから水虫、なかなか治らないって、お医者様が。知ってるなら対応策を考えてみるのも悪くないんじゃない?冬はむれるからね~、そんな話を聞きに来たわけでは、、ってサランラップは商品名かもしれないな、こんなところで気軽に登場させてしまうと、あとでこの総括をなぜだかわからないけれども、ついうっかり見てしまったよっぽどひまな担当者が、いや、別に給料泥棒だとか、そんなことを言いたいわけでは。もちろんお仕事をなされているのですよね、まあそのような方が、「われわれの商品の品格を下げるつもりか!」なんて怒られたらどうしよう。いや、えーっと、あのですね、ここでのサランラップは大変好意的な表現の中でですね、、、最近は商品の宣伝をブログに書くとお金がもらえたりするらしいので、むしろ、いっそ、ちょっと逆上気味に「名前使ってやってんだろ!むしろありがたく思って欲しいね!ふん。お金ください。」などと言ってみるのはどうだろう。いやいや、なにが起こるかわからない、非法治国家、中国ですから波風たてずに生きていかないと。なんて書いてしまうことがすでに危険なような気もしないでもないですが、ということはやっぱり「ほんと、中国ってサイコー!我愛中国!」なんてさらっと本心をのぞかせておきます見てください。むしろここだけ見ていただけたら、この総括のすべてを見たも同じですから、その辺り、ぜひぜひよろしくおねがいたてまつりたいなあ、なんて小市民の希望でございますよ。
あれ、公安のみなさま、いったいぜんたいどんなご用向きで?あれあれ、そんな怖い顔しちゃって、も~、やめてくださいよ、悪いことなんてなーんにもやってませんから、え、なんだか額に青筋が。やっぱり脂っこいものばっかり食べてるから、、イタイイタイ、やめて引っ張らないで、、あ、大家のおばちゃん、これ一月分足りないよ。なに言ってんの!それはあなたの数え間違い、ちゃんと僕は毎月、、あれ、この手錠は?僕なんかより杭州のあとだしぼったくり野郎達をお願いします。そんな、言ってくだされば心づけくらいのことは、、おばちゃん!なに逃げようとしてんの。電気は止まるは、水道もれるは大変なんだから。ちゃんと直してくれないとおちおち年も越せやしねえ、べらんめい。最後はガスでどーんとなんて、冗談やめてよ、お金もちゃんと頂戴よ。。あれ、この車に乗るんですか?今日は留置所で一泊?そのあと強制送還ですか。いやだなあ、日本じゃ歩きタバコも歩きタン吐きも歩き鼻水飛ばしもできないじゃないですか。ほんと、変なところですよね、中国みたいに早く近代国家にならないと。美しい、品格のある中国、ぜひ見習ってもらわないと、、留置所は黄山よりは過ごしやすいですか?あそこはほんとに地獄ですよ、仙女はいるのかなあ。。いやいや聞いてくださいよ。ほんとにいい子が。ふとんを直してくれたりしちゃって、、え”布団、ないんですか?それならご厄介にならずとも、僕は小南国で十分ですから。いやいやほんとに、、
よいお年を。
巻き毛な組長です。 組長というからには藤原組や宝塚の星組あたりの組長を目指してます。おっと、山口組も忘れてないですよ。目指せ!武闘派。 以前は上海に住んでいました。その頃は町の紹介もしていました。 日本に帰ってきてからはネタがなくなりつつあります。 リンクは自由ですのでどんどん貼ってください。 で、気が向いたらあとでこっそり教えてください。
2006年12月26日火曜日
エキストラ
エキストラのアルバイトがあったので行ってきました。
「映画ってどうやって撮ってるんだろう?」わくわくです。
前日は衣装合わせ。
小汚く見えますが、ほんとに小汚いです。
まあ、こんなところが立派だと、いい映画はできない!って気がします。
ごちゃごちゃぐちゃぐちゃじゃないと。どうなんでしょ?
衣装合わせだけあって、洋服がいっぱいです。
僕はスーツと軍服を合わせました。
(なかなか日本軍も似合うなあ。。)
と思ってたら、「ここ、ここがちょっと長い。」とか言って、よくわからないうちに髪を切られました。
ばっさりいかれました。美容院直後だったのに。。
当日、市内からバスで移動。松江に行きます。あれ、なんか聞いたことのある地名。
いつも通り寝てました。僕は乗り物に乗るとすぐに眠くなる。
場所につくとまず着替え。
日本人も、中国人も、男女構わず着替えてます。うーむ、さすが映画。
スクリーンに映ろうなんて度胸のある方達はやっぱり違います。
そしてメイク。
スタッフのお姉さん、怒ってます。
いやあ、撮影中は撮るなと言われてたので、裏方はいいかな、と。。。
真剣な顔で向かってきたので、手が震えました。
撮影が始まると、とにかく寒い!
10秒くらい歩くだけなんですが、そのたびに何分も待たされる。
しかも撮影場所は屋外。耐えられません。
セットの裏に隠れてみると、そこにもセットが。
うーん、さすが。ムダがないですね。
次の日の屋内用のセットらしい。やっぱりでかい。
こんな風に待ってると、ドラマの共演がきっかけで。。って芸能人の気持ちがわかります。
ずっとそばにいないといけないわけですから。すぐに仲良くなれそう。
で、おもしろのが、エキストラにもやっぱりメインで写るのとそうでない人がいるんですね。
僕は次々に配置されるエキストラを尻目に、忘れ去られそうになってました。あぶないあぶない。
「あ、まだ決まってないんだ。う~ん、じゃあ、あそこ!」
なんてかなり適当に配置を決められました。
練習を数回やったところで、「君達、早めに消えてね」と演技指導までいただきました。えへ。
メインで写ってる人は、割と細かく注文が入ります。
そのたびに、「いやあ、さっきの動きよかったねえ!あとはもうちょっと。。」なんて言われるんですね。
で、だんだんその気になってくるのか、撮影が終わると、
「おつかれさまでした~。ほんとによかったです!」
「またまた~、やめてくださいよ、おだてるの。」
「ほんとですって。次のシーンでもがんばって欲しいって監督が。」
「ほんとですか~?まかせてくださいよ!」
と軽く俳優気取り。でも次のシーンはなかったりするんですが。
他にも、やたら気合の入ってる劇団経験者なんかもいました。
撮影が終わった後、スタッフに、
「あれ?さっきのシーン、あれで大丈夫なの?取り直すんじゃないの?休憩後?」
いや、もう終わってますから。
つべこべ言わず引っ込んでください。
まあ、なんでちょっと辛口なのかというと、映画って大変そうだったんですね。
僕らはふるえて待ってたけど、スタッフの人たちは走り回ってました。
砂をまけといわれれば、ダッシュで砂を持ってきて、まく人、ほうきで掃く人。
今度は水って言われるとやっぱりダッシュで水撒き。雰囲気出るように雑巾がけとかやってます。
しかも、エキストラの上着を出したり片付けたり。毎回してくれるんですね。
台詞のある素人には根気良く演技を教えて、その後ろでは「これ塗ったら床が良くなるだろう?」みたいに道具係が薬品持ってきて縫ってたり。
もう、なんだかみんな本気でした。
この学園祭前夜みたいなてんやわんやで、「これを毎日やってるのか!?」とビビリました。すごい。
しかもこの一晩で、たったの数分ですよ。いつ終わるのやら。
そんなことを考えてたので、中途半端にかじってるヤツがえらそうにしてるのが、なんか嫌だったわけですね。中に入ってやれよ、と。
ちなみにこの映画、アン・リー(李安)監督の「色・戒」という映画です。もちろんまだ未公開。
コーヒー飲んでたり、映画館から出てきたりするのは僕なので期待してください。
「映画ってどうやって撮ってるんだろう?」わくわくです。
前日は衣装合わせ。
小汚く見えますが、ほんとに小汚いです。
まあ、こんなところが立派だと、いい映画はできない!って気がします。
ごちゃごちゃぐちゃぐちゃじゃないと。どうなんでしょ?
衣装合わせだけあって、洋服がいっぱいです。
僕はスーツと軍服を合わせました。
(なかなか日本軍も似合うなあ。。)
と思ってたら、「ここ、ここがちょっと長い。」とか言って、よくわからないうちに髪を切られました。
ばっさりいかれました。美容院直後だったのに。。
当日、市内からバスで移動。松江に行きます。あれ、なんか聞いたことのある地名。
いつも通り寝てました。僕は乗り物に乗るとすぐに眠くなる。
場所につくとまず着替え。
日本人も、中国人も、男女構わず着替えてます。うーむ、さすが映画。
スクリーンに映ろうなんて度胸のある方達はやっぱり違います。
そしてメイク。
スタッフのお姉さん、怒ってます。
いやあ、撮影中は撮るなと言われてたので、裏方はいいかな、と。。。
真剣な顔で向かってきたので、手が震えました。
撮影が始まると、とにかく寒い!
10秒くらい歩くだけなんですが、そのたびに何分も待たされる。
しかも撮影場所は屋外。耐えられません。
セットの裏に隠れてみると、そこにもセットが。
うーん、さすが。ムダがないですね。
次の日の屋内用のセットらしい。やっぱりでかい。
こんな風に待ってると、ドラマの共演がきっかけで。。って芸能人の気持ちがわかります。
ずっとそばにいないといけないわけですから。すぐに仲良くなれそう。
で、おもしろのが、エキストラにもやっぱりメインで写るのとそうでない人がいるんですね。
僕は次々に配置されるエキストラを尻目に、忘れ去られそうになってました。あぶないあぶない。
「あ、まだ決まってないんだ。う~ん、じゃあ、あそこ!」
なんてかなり適当に配置を決められました。
練習を数回やったところで、「君達、早めに消えてね」と演技指導までいただきました。えへ。
メインで写ってる人は、割と細かく注文が入ります。
そのたびに、「いやあ、さっきの動きよかったねえ!あとはもうちょっと。。」なんて言われるんですね。
で、だんだんその気になってくるのか、撮影が終わると、
「おつかれさまでした~。ほんとによかったです!」
「またまた~、やめてくださいよ、おだてるの。」
「ほんとですって。次のシーンでもがんばって欲しいって監督が。」
「ほんとですか~?まかせてくださいよ!」
と軽く俳優気取り。でも次のシーンはなかったりするんですが。
他にも、やたら気合の入ってる劇団経験者なんかもいました。
撮影が終わった後、スタッフに、
「あれ?さっきのシーン、あれで大丈夫なの?取り直すんじゃないの?休憩後?」
いや、もう終わってますから。
つべこべ言わず引っ込んでください。
まあ、なんでちょっと辛口なのかというと、映画って大変そうだったんですね。
僕らはふるえて待ってたけど、スタッフの人たちは走り回ってました。
砂をまけといわれれば、ダッシュで砂を持ってきて、まく人、ほうきで掃く人。
今度は水って言われるとやっぱりダッシュで水撒き。雰囲気出るように雑巾がけとかやってます。
しかも、エキストラの上着を出したり片付けたり。毎回してくれるんですね。
台詞のある素人には根気良く演技を教えて、その後ろでは「これ塗ったら床が良くなるだろう?」みたいに道具係が薬品持ってきて縫ってたり。
もう、なんだかみんな本気でした。
この学園祭前夜みたいなてんやわんやで、「これを毎日やってるのか!?」とビビリました。すごい。
しかもこの一晩で、たったの数分ですよ。いつ終わるのやら。
そんなことを考えてたので、中途半端にかじってるヤツがえらそうにしてるのが、なんか嫌だったわけですね。中に入ってやれよ、と。
ちなみにこの映画、アン・リー(李安)監督の「色・戒」という映画です。もちろんまだ未公開。
コーヒー飲んでたり、映画館から出てきたりするのは僕なので期待してください。
2006年12月15日金曜日
下水から食用ラード
またやってくれました。
革命の国、中国。イノベーションの嵐が吹き荒れてます。
今回の革新的技術は、「下水からラードを作る」ことができます。まあ。
厳密に言うと、下水溝にたまった油かららしいです。
もしかして、マンホール開けて下水をドラム缶にうつしてる人たち。
あれを工場に売りつけていたのか。。
いつも掃除してくれてありがと。なんて思ってた僕が馬鹿でした。
このラード、市価の半分かそれ以下の値段で流通していたらしく、僕も食べてたかもしれないですね。
というか、七宝の激安ラーメン(でも結構おいしい)はこれを調味料に使っていたのでは。。
飲食店なんかだと品質とかまず気にしないだろうし、DDTなんかがたまってるかもしれません。
。。。これで子供が奇形児になったらイヤだな。
あ、その前に相手を見つけないと!
革命の国、中国。イノベーションの嵐が吹き荒れてます。
今回の革新的技術は、「下水からラードを作る」ことができます。まあ。
厳密に言うと、下水溝にたまった油かららしいです。
もしかして、マンホール開けて下水をドラム缶にうつしてる人たち。
あれを工場に売りつけていたのか。。
いつも掃除してくれてありがと。なんて思ってた僕が馬鹿でした。
このラード、市価の半分かそれ以下の値段で流通していたらしく、僕も食べてたかもしれないですね。
というか、七宝の激安ラーメン(でも結構おいしい)はこれを調味料に使っていたのでは。。
飲食店なんかだと品質とかまず気にしないだろうし、DDTなんかがたまってるかもしれません。
。。。これで子供が奇形児になったらイヤだな。
あ、その前に相手を見つけないと!
2006年12月11日月曜日
指名手配
エレベータを待っていると。
ギョッとしました。血まみれの写真が貼ってあります。
なにやら事件が起きたらしい。
凶悪事件がどうこう書かれてます。
でも、なんか変。
まず、「なぜパンツ?」という疑問が湧いてきます。
一体どんな手がかりなんでしょうか。
このパンツをはいてる人が容疑者?
手当たり次第にズボンを下ろして探してもいいんでしょうか。いや、うれしくないな。
これが女性だったら。。。はあはあ。
「犯人逮捕にご協力ください!」がばっ
「お願いします」がばっ
僕が先に捕まりそうです。
そして血まみれの顔。
こんな正面の写真が残ってるんですか?
そんなわけはないだろう。ってことは被害者?
それって意味あるんだろうか。。。
というか、被害者の人権とかそういうのはどうなるんだろう。
まあ、こっちの人はこういう写真、結構好きそうなので注目を引くにはいいのかも。
みなさんも犯人逮捕にご協力を。
ギョッとしました。血まみれの写真が貼ってあります。
From 今日の出来事 |
なにやら事件が起きたらしい。
凶悪事件がどうこう書かれてます。
でも、なんか変。
まず、「なぜパンツ?」という疑問が湧いてきます。
一体どんな手がかりなんでしょうか。
このパンツをはいてる人が容疑者?
手当たり次第にズボンを下ろして探してもいいんでしょうか。いや、うれしくないな。
これが女性だったら。。。はあはあ。
「犯人逮捕にご協力ください!」がばっ
「お願いします」がばっ
僕が先に捕まりそうです。
そして血まみれの顔。
こんな正面の写真が残ってるんですか?
そんなわけはないだろう。ってことは被害者?
それって意味あるんだろうか。。。
というか、被害者の人権とかそういうのはどうなるんだろう。
まあ、こっちの人はこういう写真、結構好きそうなので注目を引くにはいいのかも。
みなさんも犯人逮捕にご協力を。
2006年12月7日木曜日
七浦路
七浦路に行ってきました。
洋服ばっかり売ってるところで有名な場所です。
まあ、なんでこんなところに行ったかというと、
「買い物しなさい!」
と、がつんと言われたからなんですが。
というわけでオシャレ計画発動です。
まず着いてみると、人人人人。人が多い。
大きな建物がいくつか建ってます。
これがまた大きい。
奥まで見通せません。
こんなに広いのに、路地裏にお店を構えているかのような混み具合。ちょっと不思議です。
もっとゆったりと構えればいいのに。
売ってるものはなんか似たり寄ったり。
いまひとつ信頼できない感じです。そういう意味で似てます。
ここで黒いビニール袋いっぱいに洋服を買えば、僕も立派な人民ですね。
でも、とりあえず店の前でタバコを吸うのはやめて欲しい。。。
ここ屋内なんですけどね。さすがは中国。
外に出てみるとまだ工事中。
なんか、おっさんがアップになってしまいました。
さすがは中国。
洋服ばっかり売ってるところで有名な場所です。
まあ、なんでこんなところに行ったかというと、
「買い物しなさい!」
と、がつんと言われたからなんですが。
というわけでオシャレ計画発動です。
まず着いてみると、人人人人。人が多い。
大きな建物がいくつか建ってます。
これがまた大きい。
奥まで見通せません。
From 七浦路 |
こんなに広いのに、路地裏にお店を構えているかのような混み具合。ちょっと不思議です。
もっとゆったりと構えればいいのに。
売ってるものはなんか似たり寄ったり。
いまひとつ信頼できない感じです。そういう意味で似てます。
ここで黒いビニール袋いっぱいに洋服を買えば、僕も立派な人民ですね。
でも、とりあえず店の前でタバコを吸うのはやめて欲しい。。。
ここ屋内なんですけどね。さすがは中国。
外に出てみるとまだ工事中。
From 七浦路 |
なんか、おっさんがアップになってしまいました。
さすがは中国。
2006年12月6日水曜日
がっぷり四つ
最近寒いので健康ランドへお風呂入りに行ってきました。
いつきても極楽ですな。
体を冷やさないうちに急いで帰ろうとすると、このありさま。
ホテルの前でタクシーと乗用車ががっぷり四つ。
お互いに、「早く下がれよ!」「後ろがつまってんだ!下がれるわけねーだろ!!」みたいに言い合ってます。馬鹿ですね。いや、熱いですね。
タクシーのほうが向きは正しかったんですが、乗用車のほうにはバックする技術がなかったのか、タクシーが引きました。
なので、僕は雨の中タクシーを追いかけるはめに。。。
そういえば、こっちの運転手、異様にバックが下手です。
きっと土地が広いから、必要に迫られる機会が少ないんですかね。
駐車場の駐車なんかを見てると結構いらいらします。ま、僕も人のことは言えませんが。
以前、家の近くの路地でもこれと似たようなことがありました。
そのときはお互い一台だけだったけど、ブッブ鳴らしあってるうちに後ろがつまって、ほんとに動けなくなってました。頭悪いです。
古きよき時代の言い方だと、譲り合いの精神って大切ですね。
今風だと、ゲーム理論を学べ。ってところでしょうか。
いつきても極楽ですな。
体を冷やさないうちに急いで帰ろうとすると、このありさま。
From 今日の出来事 |
ホテルの前でタクシーと乗用車ががっぷり四つ。
お互いに、「早く下がれよ!」「後ろがつまってんだ!下がれるわけねーだろ!!」みたいに言い合ってます。馬鹿ですね。いや、熱いですね。
タクシーのほうが向きは正しかったんですが、乗用車のほうにはバックする技術がなかったのか、タクシーが引きました。
なので、僕は雨の中タクシーを追いかけるはめに。。。
そういえば、こっちの運転手、異様にバックが下手です。
きっと土地が広いから、必要に迫られる機会が少ないんですかね。
駐車場の駐車なんかを見てると結構いらいらします。ま、僕も人のことは言えませんが。
以前、家の近くの路地でもこれと似たようなことがありました。
そのときはお互い一台だけだったけど、ブッブ鳴らしあってるうちに後ろがつまって、ほんとに動けなくなってました。頭悪いです。
古きよき時代の言い方だと、譲り合いの精神って大切ですね。
今風だと、ゲーム理論を学べ。ってところでしょうか。
2006年12月5日火曜日
2006年12月4日月曜日
上海蟹パーティー 2006
今年もやってきました。
毎年恒例の上海蟹パーティー。なんかぎりぎりでしたけど。
去年も結構食べましたが、「あのペースならもっといけたよなあ」という反省を生かして買ってきました。
30匹。
市場で買ってると、ディーラーっぽいおっさんに「なにする気?買いすぎだよ」って怒られました。
せっかくなので話を聞いてると、蟹への愛を熱く語っていました。
「ほら。ほらっ!ここの色の鮮やかさ。全然違うでしょ~。やっぱりね~、本物は水が違うんだよね~。。。」
で、僕たちは結局もっと安く買えたらしいです。もう支払済んでました。。
「ぐるぐる縛られてて、う、うごけなーい」
「あ、あついよ。ダメダメ」
はあはあ。
こんな感じで僕も蟹への愛は負けていないつもりです。
食べました。飲みました。
蟹って蒸すのも食べるのも結構時間がかかりますね。
大量に食べるのはなかなか難しかったです。
そういや去年は別に食事があったんですよ。。。
夕方までたっぷり時間をかけていただきました。
しかし、この日以来指が痛いです。
良く見ると、指先に細かなひっかき傷がいっぱいありました。
ちょっと張り切り過ぎちゃったな。
毎年恒例の上海蟹パーティー。なんかぎりぎりでしたけど。
去年も結構食べましたが、「あのペースならもっといけたよなあ」という反省を生かして買ってきました。
30匹。
From 上海蟹 |
市場で買ってると、ディーラーっぽいおっさんに「なにする気?買いすぎだよ」って怒られました。
せっかくなので話を聞いてると、蟹への愛を熱く語っていました。
「ほら。ほらっ!ここの色の鮮やかさ。全然違うでしょ~。やっぱりね~、本物は水が違うんだよね~。。。」
で、僕たちは結局もっと安く買えたらしいです。もう支払済んでました。。
「ぐるぐる縛られてて、う、うごけなーい」
「あ、あついよ。ダメダメ」
はあはあ。
From 上海蟹 |
こんな感じで僕も蟹への愛は負けていないつもりです。
食べました。飲みました。
蟹って蒸すのも食べるのも結構時間がかかりますね。
大量に食べるのはなかなか難しかったです。
そういや去年は別に食事があったんですよ。。。
夕方までたっぷり時間をかけていただきました。
From 上海蟹 |
しかし、この日以来指が痛いです。
良く見ると、指先に細かなひっかき傷がいっぱいありました。
ちょっと張り切り過ぎちゃったな。
2006年11月29日水曜日
フェルマーの最終定理
学生の頃の友達が、「ガロアはほんとにすごいんだよ!天才なんだよ!」と言ってました。
なんでもその天才は女性関係で決闘して死んだとか。ちょっとロマンチックですね。
で、その程度に思ってたんですが、これを読んでると本当にすごい。
「群論」や彼の名をとった「ガロア理論」なんてまったく新しい概念を一人で発明してしまってます。群論は初めてみたとき、たしかにおもしろかった。
しかも、彼が数学を勉強し始めてから死ぬまでたったの5年。天才っているんですね。
後年は政治闘争にのめりこんで刑務所生活なんかもしてたらしい。さすがは天才。
結局、死ぬまで誰にもその天才を認められず、不幸につぐ不幸で、読んでて笑えてくるほどです。
普通に学校を受けたら、論理が飛躍しすぎて不合格。まあ、天才の言葉はそうかもしれません。
なのでアカデミーに論文を送ったら、受け取った人間が死んでしまい、審査さえ行われない。そんなアホな。
フランス革命のごたごたで父が自殺。
頭にきて政治闘争に明け暮れて、貴族と決闘して死亡。
なんか、いいとこないです。
てな感じにガロアのことが書かれた本、ではないです。いや、書かれてはいるんですけど。
数学が生まれてから、フェルマーの最終定理、
「x^n + y^n = z^n を満たす3以上の整数nは存在しない」
が解決されるまでの長い長い物語です。
ガロアはその物語に出てくる多くの人のうちの一人なんですね。
フェルマーの最終定理を解決する道筋が、あるとき決定的に変わります。
こういうのって、一歩がデンプシーロールを繰り出したとか、光君がものまねやったら投げる球もまねできた、とかそういう感動に近いです。
それまでは皆「フェルマーの最終定理」を解こうとしてたんですが、このとき以降、「谷山=志村予想」を解き始めます。
この予想が正しければ、フェルマーの最終定理が正しいことが証明されたんですね。
こんなところに日本人の名前が出てくるなんてうれしいです。
ちなみにこの谷山さん、やはり自殺してます。それも新婚さんなのに。
そして、フェルマーの最終定理がどうなったかは読んでみてください。
まあ、ぶっちゃけ証明されたんですけどね。
作者も書いてますが、この本は数学の話なんだけど、難しい話はそれほどでてきません。
「博士の愛した数式」にでてくる友愛数だとか完全数なんかは出てきます。覚えてますか?
というか、「博士の愛した数式」はこの本を読んでできたらしいです。
なんかわかる気がします。誠実な感じがします。
数学嫌いな人もこれを読んだら親しみがもてるようになるんじゃないでしょうか。
僕はおもしろくて徹夜してしまいました。
子供に一度は読ませておくべき本だと思います。
2006年11月27日月曜日
白夜行
友達に「原作のほうがよかったなあ」と渡されました。
なので後回しにしてたんですが、見始めたらもう大変。
割と客観的な感想から始めると、丁寧な脚本だと思います。
原作の白夜行のほうでは、二人の主人公は確か、絡むことはないはず。
ラストシーンで初めて顔を合わせます。読者から見ると。
二人の主人公がなぜ絡まないのか不思議に思う方はぜひ前作をどうぞ。そこがおもしろい。
二人の生活を描いていって、最後に「ああ、そういうことだったのね」でオチがつきます。
ドラマは、小説では最後のシーンから始まります。
なので、「一番最初に一番おもしろいところをやって話が持つのか?」と思ってました。
でも、その後は、小説では書かれなかった二人の交流や思いが話の中心になるんですね。
なので小説が表で、ドラマが裏って感じでいい感じにできていると思いました。
ドラマの話を小説でやったらチープになるし、小説の話をドラマでやったら途中で打ち切り間違いないし。
ドラマで主人公が顔を合わせないとか、恋愛なのかなんだかわからない、なんて無理だと思うので。
僕が見始めたらなんで大変だったのかというと、そりゃもう大変なんです。
綾瀬はるかのたれ目がエロいです。
やたら泣くシーンが多いんですが、そのうそ臭さがまたエロいです。
役的に泣き方がうそ臭くてもいいので、ほんとに泣き方が下手なのかどうかはちょっとわかりません。
ついでに子供時代の子役もかわいいです。
なんか、垢抜けてないかわいらしさがあります。「殺したのは、あ・た・し・だ・よ!」
そんな感じで、目を離せないドラマでした。
結構、ムダに長いシーンとか多いんですよね。
それでも止めれなかったのは、エンディングテーマの間も話が進んでいくからじゃないかと思います。
DVDでまとめてみてると、切れ目がないのでなかなか一息つけません。
今後のドラマは全部あれでいってほしいです。主題歌とかスキップするの面倒。
ドラマのラストは主人公達には救いのない終わり方ですが、見てるほうにとっては救われる終わり方になってます。
なので、小説を読んで気分が暗くなった後に見てみるとすっきりするかも知れません。
2006年11月10日金曜日
朱家角
上海近郊の古鎮、朱家角に行ってきました。
日本から来た友達の、「市外にも行ってみたい!」という気持ちを勝手に受け取りました。テレパシーってすごい!
まあ、ほんとは周荘に行こうと思っていたんですが、二人して寝坊したので乗り遅れたのは内緒です。
とりあえず上海体育館のあたりのバス亭に行きました。最近、”とりあえず”が多いような感じがするのは気のせいです。
「次の便はすごく先だなあ」ってことになったので、臨機応変、変幻自在に朱家角へ。
乗り物に乗ると寝てしまう僕はやっぱりすぐ寝てしまいました。
いきなり乗ってる人のほとんどが降りたので、びっくりした友達に起こされました。「げ。寝過ごした!」
と、思ったらみんな買い物でした。
途中にアウトレットのお店があるんですね。しかもちょっと前に雑誌に載ってたみたい。
「おぉ、これが!朱家角か!!」
と着いたのは、相変わらずの土産物屋だらけのところ。
実は買う必要がないらしい入場券を買って、三輪車に乗り込みます。
着いてから気づいたけど、二人ともとくに目的なし。
しょうがないので、入場券を見ながら回ることにしました。
最初は魚人の家。ワンピースを思い出すな。あの鼻がギザギザはなんて言ったっけ?
まあ、船だとか、漁だとかの歴史についていろいろ勉強になりました。
この修学旅行コースがえんえん続きます。
土器だとか、
古い薬屋さん。今は精力剤しか置いてません。
ありがたい仏様の絵。
僕、仏教嫌いなんですよ。近所の坊主のせいで。
古い郵便局。
なかなかいい味だしてます。普通に感心しました。
途中、突撃となりの晩ご飯の気分でお邪魔してみました。
なるほど。
現役の寺もあります。
登ったついでに鐘を鳴らしてきました。
見張りすらいないやる気のなさだったので、居心地よかったです。
寺のてっぺんから見た風景。
これですよ、これ。こういうのが見たかったんだなあ。いままで何をしていたのか。
今度は船で移動します。
これもなかなかよい感じ。まぐろ漁船もこんな感じかなあ。
お母さん、そのカッコ、やりにくいですから。ぼく男の子だよ。
いや、ほんとに。女に男の気持ちがわかってたまるかい!べらんめー!!
橋。
どんなに汚くても、やっぱり水はなんかいいです。
船から下りて、しばらく歩いていると終わりにたどりつきました。
朱家角は終わり、世界が始まる。
なんだかさみしい景色です。
夕食の準備を見ながら帰ることにしました。
片道1時間、しかも10元程度でたどりつけるので、気分転換にどうぞ。
日本から来た友達の、「市外にも行ってみたい!」という気持ちを勝手に受け取りました。テレパシーってすごい!
まあ、ほんとは周荘に行こうと思っていたんですが、二人して寝坊したので乗り遅れたのは内緒です。
とりあえず上海体育館のあたりのバス亭に行きました。最近、”とりあえず”が多いような感じがするのは気のせいです。
「次の便はすごく先だなあ」ってことになったので、臨機応変、変幻自在に朱家角へ。
乗り物に乗ると寝てしまう僕はやっぱりすぐ寝てしまいました。
いきなり乗ってる人のほとんどが降りたので、びっくりした友達に起こされました。「げ。寝過ごした!」
と、思ったらみんな買い物でした。
途中にアウトレットのお店があるんですね。しかもちょっと前に雑誌に載ってたみたい。
「おぉ、これが!朱家角か!!」
と着いたのは、相変わらずの土産物屋だらけのところ。
実は買う必要がないらしい入場券を買って、三輪車に乗り込みます。
着いてから気づいたけど、二人ともとくに目的なし。
しょうがないので、入場券を見ながら回ることにしました。
最初は魚人の家。ワンピースを思い出すな。あの鼻がギザギザはなんて言ったっけ?
From 朱家角 |
まあ、船だとか、漁だとかの歴史についていろいろ勉強になりました。
この修学旅行コースがえんえん続きます。
From 朱家角 |
土器だとか、
From 朱家角 |
古い薬屋さん。今は精力剤しか置いてません。
ありがたい仏様の絵。
From 朱家角 |
僕、仏教嫌いなんですよ。近所の坊主のせいで。
古い郵便局。
From 朱家角 |
なかなかいい味だしてます。普通に感心しました。
途中、突撃となりの晩ご飯の気分でお邪魔してみました。
From 朱家角 |
なるほど。
現役の寺もあります。
From 朱家角 |
登ったついでに鐘を鳴らしてきました。
見張りすらいないやる気のなさだったので、居心地よかったです。
寺のてっぺんから見た風景。
From 朱家角 |
これですよ、これ。こういうのが見たかったんだなあ。いままで何をしていたのか。
From 朱家角 |
今度は船で移動します。
From 朱家角 |
これもなかなかよい感じ。まぐろ漁船もこんな感じかなあ。
お母さん、そのカッコ、やりにくいですから。ぼく男の子だよ。
From 朱家角 |
いや、ほんとに。女に男の気持ちがわかってたまるかい!べらんめー!!
橋。
From 朱家角 |
どんなに汚くても、やっぱり水はなんかいいです。
船から下りて、しばらく歩いていると終わりにたどりつきました。
From 朱家角 |
朱家角は終わり、世界が始まる。
なんだかさみしい景色です。
夕食の準備を見ながら帰ることにしました。
From 朱家角 |
片道1時間、しかも10元程度でたどりつけるので、気分転換にどうぞ。
2006年11月9日木曜日
通訳
生まれて初めて通訳を頼まれました。
バイリンガルの苦悩ってやつですか?まいったなあ。
いつものようにサイデリアでご飯食べてました。
するとやってきた中国人マネージャー。
「向こうの日本人が中国語話せないから通訳してくれ。」
おぉ。ついに僕もたどりついたわけですね。
この山に登り始めたのはいつだったか。
。。。ふ、ふもとがかすんでよく見えないや。な、泣いてなんかないやい!
で、ちょっとふんぞりかえりながら、旅行者っぽい日本人のところへ。
「デザートがまだ来ないんですぅ~」
「任せなさい」
というわけで、すりっと無事に解決しました。
でも、でもね。
メニューの絵を指しながら、「これっ。これ、まだ来てないのっ。」なんてちょっと恥ずかしいわけですよ。
さらっと中国語で言ってしまいたいわけですよ、もちろん。でもね、でもね、できないのー。
なので、それくらい自分達で言って欲しかったんですよ。指くらいもってるよね?食べちゃった??
日本語で話したって通じそうな感じがするんだけどなあ。ほんとに。
それをわざわざねえ。まったく、困った人たちですな。
といった感じの通訳デビューでしたが、まあ、つまり、もっと勉強しろってことですね。反省。
バイリンガルの苦悩ってやつですか?まいったなあ。
いつものようにサイデリアでご飯食べてました。
するとやってきた中国人マネージャー。
「向こうの日本人が中国語話せないから通訳してくれ。」
おぉ。ついに僕もたどりついたわけですね。
この山に登り始めたのはいつだったか。
。。。ふ、ふもとがかすんでよく見えないや。な、泣いてなんかないやい!
で、ちょっとふんぞりかえりながら、旅行者っぽい日本人のところへ。
「デザートがまだ来ないんですぅ~」
「任せなさい」
というわけで、すりっと無事に解決しました。
でも、でもね。
メニューの絵を指しながら、「これっ。これ、まだ来てないのっ。」なんてちょっと恥ずかしいわけですよ。
さらっと中国語で言ってしまいたいわけですよ、もちろん。でもね、でもね、できないのー。
なので、それくらい自分達で言って欲しかったんですよ。指くらいもってるよね?食べちゃった??
日本語で話したって通じそうな感じがするんだけどなあ。ほんとに。
それをわざわざねえ。まったく、困った人たちですな。
といった感じの通訳デビューでしたが、まあ、つまり、もっと勉強しろってことですね。反省。
2006年11月1日水曜日
本は寝ころんで
小林信彦さんの本の紹介本。
最近読んだ推理小説だとかは全部この本の紹介です。
いやあ、それにしても世の中便利になったもんです。
僕はこの本、もう10年くらい持ってるんですね。
そういえば小さい頃から、「なんでもかんでもすぐに捨てるんじゃない!」と親に怒られてました。
なので、ここらでもう一度、声を大にして叫んだほうがいいかも知れないです。
「僕、この本、もう10年も持ってるー!」
まあ、僕がモノ捨てるの好きなのは今でもそうです。
身軽でいるのが好きなんですね。
で、思い立ったらすぐ捨てる。
学生の頃に憧れていた野田知祐さんがどこかで、「男は手荷物ひとつでどこにでも行けるくらいがいい」と言っていたので、自分の正しさを確信しました。
で、この本の場合は、中に書いてある本を読もう読もう読もうと思っているうちに10年経ってしまったわけですよ。
というかね、昔はここにある本を読もうと思ってもなかなか大変なわけです。
メモに書いて本屋に行く、のはメモするのが面倒です。
この本持って行く、と万引きに間違えられたら嫌だなあ。
それともこの本のある本屋に行って立ち読みしながら探す、のも気が引けますし。
まあ、つまり、面倒だったわけですよ。
しかも、だらだら紹介してるので、じっくり読みながら時々読みたい本を発見することになるので、これは立ち読みだとつらいわけですね。
パソコンの前でフムフムいいながら読んで、「あ、これは!」と思ったらamazonで購入。
なんて楽なんだ!インターネットありがとう。涙が止まりません。
てなわけで、10年越しに読み終わったので、この本も捨てます。
ちなみに、この人の書いたゼウスガーデン衰亡史はめちゃくちゃおもしろいです。
だから、この「本は寝ころんで」を買ったわけなんですが。
でも、実は、こっちの本で紹介されてる本はそれほどおもしろくもなかったんです。
なかなかうまくいきませんね。
2006年10月30日月曜日
陽澄湖
陽澄湖に行ってきました。
陽澄湖は言わずと知れた上海蟹の名産地。そう、目的は上海蟹です。
バスに乗って一眠り。
目を覚ますとそこはカニ市場でした。
でも意外と静か。もう地元の市場に出かけて買ったりしないんですかね。
それとも観光客狙いのぼったくりニセモノ市場なのか。ありそうで怖いです。
特におもしろいことも起きないのでここはさらっと流します。
市場の奥に入っていくと、川があります。
なつかしい田舎の川って感じです。
ここから船で湖に乗り込みました。
船はいいです。天気が悪くても、水が汚くても、それなりに気持ちいい。
乗ってるところ。
向こうにある、柵で囲まれた部分が目的地。
なんで柵で囲ってるんですかね。潜って盗みに来る人でもいるんでしょうか。
・・・いそうですね。というか、僕も上海キャッツアイとして、来ないわけには行かないんじゃないか?と、ちょっと考えてしまいました。
水上レストランに到着です。
「豪華客船で食べる取れたての上海蟹!」
完璧なキャッチコピーだなあ。まあ、豪華ってのはウソですが。
さっそく、軽く食事をしながらカニを待ちます。
水から上げるとこんな感じ。
結構勢い良く動き回ってます。日本のカニとは運動量が違うような。リバウンドいっぱい取ってくれそうです。
ペットは飼い主に似るって言いますし、上海で育つとカニもやっぱりにぎやかなのか。
有名な湖だから、タバコは慎重に!
と思っていましたが、カニを揚げてるおっさん、普通に吸ってます。
普通というのは、灰とかおかまいなしに落としてるってことです。
将来湖が汚くなってもいいのかなあ、なんて思ってしまいます。
まあ、実際のところ、「ここで泳ぐのは絶対にイヤだ!」ってくらいにはもう汚いですけどね。
茹で上がったカニも激写。
のつもりだったんですが、見たとたんにすっかり忘れてました。カニ恐るべし。
気がついたら味噌にむしゃぶりついてました。魔法ですね。
代わりにタラバガニとかズワイガニの写真で誤魔化そうとも考えましたが、それも面倒なのでやめておきます。
食べ終わるとこんな感じです。
溢れかえる甲羅の残骸。べとべとな手。
なんか食後は凄惨な感じが漂ってますね。やさしい気持ちとはちょっと違うような。
真面目に足も全部とって食べてる人もいましたが、そこまでするの、やっぱり面倒でした。
お腹の辺りだけで十分ですね。
みんなでオスとメスを一匹ずつ食べました。満足満足。
ここでは、その場で食べるだけでなく、生きたカニを持ち帰ることもできます。
値段は30元のだとか100元のだとかいろいろみたい。
水槽持ってる人はペットにもできるってことですね。
上海蟹は生命力が強くて、どこでも繁殖して生態系を壊してしまうので、捨てたくなったら僕が食べてあげます。
陽澄湖は言わずと知れた上海蟹の名産地。そう、目的は上海蟹です。
バスに乗って一眠り。
目を覚ますとそこはカニ市場でした。
From 陽澄湖 |
でも意外と静か。もう地元の市場に出かけて買ったりしないんですかね。
それとも観光客狙いのぼったくりニセモノ市場なのか。ありそうで怖いです。
特におもしろいことも起きないのでここはさらっと流します。
市場の奥に入っていくと、川があります。
なつかしい田舎の川って感じです。
From 陽澄湖 |
ここから船で湖に乗り込みました。
船はいいです。天気が悪くても、水が汚くても、それなりに気持ちいい。
From 陽澄湖 |
乗ってるところ。
向こうにある、柵で囲まれた部分が目的地。
なんで柵で囲ってるんですかね。潜って盗みに来る人でもいるんでしょうか。
・・・いそうですね。というか、僕も上海キャッツアイとして、来ないわけには行かないんじゃないか?と、ちょっと考えてしまいました。
水上レストランに到着です。
「豪華客船で食べる取れたての上海蟹!」
完璧なキャッチコピーだなあ。まあ、豪華ってのはウソですが。
From 陽澄湖 |
さっそく、軽く食事をしながらカニを待ちます。
水から上げるとこんな感じ。
結構勢い良く動き回ってます。日本のカニとは運動量が違うような。リバウンドいっぱい取ってくれそうです。
ペットは飼い主に似るって言いますし、上海で育つとカニもやっぱりにぎやかなのか。
From 陽澄湖 |
有名な湖だから、タバコは慎重に!
と思っていましたが、カニを揚げてるおっさん、普通に吸ってます。
普通というのは、灰とかおかまいなしに落としてるってことです。
将来湖が汚くなってもいいのかなあ、なんて思ってしまいます。
まあ、実際のところ、「ここで泳ぐのは絶対にイヤだ!」ってくらいにはもう汚いですけどね。
茹で上がったカニも激写。
のつもりだったんですが、見たとたんにすっかり忘れてました。カニ恐るべし。
気がついたら味噌にむしゃぶりついてました。魔法ですね。
代わりにタラバガニとかズワイガニの写真で誤魔化そうとも考えましたが、それも面倒なのでやめておきます。
食べ終わるとこんな感じです。
From 陽澄湖 |
溢れかえる甲羅の残骸。べとべとな手。
なんか食後は凄惨な感じが漂ってますね。やさしい気持ちとはちょっと違うような。
真面目に足も全部とって食べてる人もいましたが、そこまでするの、やっぱり面倒でした。
お腹の辺りだけで十分ですね。
みんなでオスとメスを一匹ずつ食べました。満足満足。
ここでは、その場で食べるだけでなく、生きたカニを持ち帰ることもできます。
値段は30元のだとか100元のだとかいろいろみたい。
水槽持ってる人はペットにもできるってことですね。
上海蟹は生命力が強くて、どこでも繁殖して生態系を壊してしまうので、捨てたくなったら僕が食べてあげます。
2006年10月27日金曜日
杭州・龍井
西湖見たついでに近くの龍井に行ってきました。
龍井茶(ろんじんちゃ)で有名な龍井。
でも、「お茶なんて生ものじゃないから、現地に行ってもなあ」と思ったので、まず虎跑泉に行きました。
これは中国で3番目においしい水が湧くところらしいです。
3大名水、ではなくて、3番目ってところに文化の違いを感じます。白黒つけなくてもいいような。
水といえば山。
また山登りかよ。ちょっとうんざりしながら登り始めました。
入ってすぐのところに給水所が。
このおじさん、ひとりで何十本もペットボトルを用意してます。この後売りに行くのか。
まあ、ここに着く前にもペットタンク(というのか?)に水入れて、よいしょよいしょ運んでる人もいましたが。
とりあえず、安っぽいホースが名水気分をだいぶ和らげてくれます。なんか嫌。
おじさんにちょっとだけよ。とか言って飲ませてもらいました。うーん、おいしい!
山登りの後ですし。
とりあえず、これは持って帰らないといけないのじゃないか?という気がしたので、僕もペットボトルに詰めることに。
でも、飲みかけのと、開けてないのしか持ってなかったんですね。
なので、開けてないほうの水を全部捨てて、詰め替えようとすると周りの人に笑われました。たしかに無意味だ。
上のほうに本物の泉があるみたいなので向かうことにしました。
途中にあるお茶屋さんで一休み。
名水で飲む、取れたてホカホカの龍井茶。
そういわれてみると、たしかにとてもいい香。
がぶがぶ飲みました。
周りには相変わらずトランプをやっている人達が。
おいしいお茶をじっくり飲むにはいいのかも知れません。
一眠りしてから奥へ。
むむ、これはたしかに虎ですが。
下の水も濁ってるし、虎の像はいらないし、なんかがっかりです。
と思って聞いてみると、本物は別にありました。
・・・枯れてるやん。
さっき汲んだ水はなんだったのか。信じるものは救われるんでしょうか。
近くに塔があると聞いたので行ってしまいました。
そして、当然の階段。
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。修行は続く。
上からみた風景。
完全に現代ですね。
こんなことならエレベーターもつけてくれればいいのに。
せっかくなので龍井茶の産地へ。
なんと龍井茶、斜面で作ってます。
大きく見るとこんな感じ。
・・・山だよ。
「また山かよー!ふざけんなー!!」
とか言いながら、コースを外れて上まで行ってしまいました。
この辺りのお茶を摘んでくれば、いいお金になったかもしれません。
たしか、いいお茶は500グラムで200万円くらいだったような気がします。
徳川の埋蔵金を探すよりも効率よさそう。
さらに近くに、中国でもひとつしかないというお茶博物館があるそうなので行ってみました。
中国全土のお茶を飲み放題!とか期待していたんですが。
入り口すぐの壁です。
この大きさ、この馬鹿馬鹿しさ。結構好きです。
来てよかったな、そう思いました。
中にはお茶の歴史だとか、そんな感じの展示がされています。
手前にある急須でもお茶を入れるんでしょうか。
三国時代の武将とかならできそうです。
さすが中国、スケールが大きいなあ。
へそが茶を沸かすぜ。
そんな感じのお茶尽くしの場所でした。
でも、山の上で飲んだお茶はほんとにおいしかったです。
これからはコーヒーをやめてお茶にしようかと思いました。
お湯さえあったら何杯でも飲めますし。とっても経済的。
まあ、結局またコーヒーばっかり飲んでるんですけどね。
龍井茶(ろんじんちゃ)で有名な龍井。
でも、「お茶なんて生ものじゃないから、現地に行ってもなあ」と思ったので、まず虎跑泉に行きました。
これは中国で3番目においしい水が湧くところらしいです。
3大名水、ではなくて、3番目ってところに文化の違いを感じます。白黒つけなくてもいいような。
水といえば山。
また山登りかよ。ちょっとうんざりしながら登り始めました。
入ってすぐのところに給水所が。
From 杭州・龍井 |
このおじさん、ひとりで何十本もペットボトルを用意してます。この後売りに行くのか。
まあ、ここに着く前にもペットタンク(というのか?)に水入れて、よいしょよいしょ運んでる人もいましたが。
とりあえず、安っぽいホースが名水気分をだいぶ和らげてくれます。なんか嫌。
おじさんにちょっとだけよ。とか言って飲ませてもらいました。うーん、おいしい!
山登りの後ですし。
とりあえず、これは持って帰らないといけないのじゃないか?という気がしたので、僕もペットボトルに詰めることに。
でも、飲みかけのと、開けてないのしか持ってなかったんですね。
なので、開けてないほうの水を全部捨てて、詰め替えようとすると周りの人に笑われました。たしかに無意味だ。
上のほうに本物の泉があるみたいなので向かうことにしました。
From 杭州・龍井 |
途中にあるお茶屋さんで一休み。
名水で飲む、取れたてホカホカの龍井茶。
そういわれてみると、たしかにとてもいい香。
がぶがぶ飲みました。
周りには相変わらずトランプをやっている人達が。
おいしいお茶をじっくり飲むにはいいのかも知れません。
一眠りしてから奥へ。
From 杭州・龍井 |
むむ、これはたしかに虎ですが。
下の水も濁ってるし、虎の像はいらないし、なんかがっかりです。
と思って聞いてみると、本物は別にありました。
From 杭州・龍井 |
・・・枯れてるやん。
さっき汲んだ水はなんだったのか。信じるものは救われるんでしょうか。
近くに塔があると聞いたので行ってしまいました。
From 杭州・龍井 |
そして、当然の階段。
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。修行は続く。
上からみた風景。
From 杭州・龍井 |
完全に現代ですね。
こんなことならエレベーターもつけてくれればいいのに。
せっかくなので龍井茶の産地へ。
From 杭州・龍井 |
なんと龍井茶、斜面で作ってます。
大きく見るとこんな感じ。
From 杭州・龍井 |
・・・山だよ。
「また山かよー!ふざけんなー!!」
とか言いながら、コースを外れて上まで行ってしまいました。
From 杭州・龍井 |
この辺りのお茶を摘んでくれば、いいお金になったかもしれません。
たしか、いいお茶は500グラムで200万円くらいだったような気がします。
徳川の埋蔵金を探すよりも効率よさそう。
さらに近くに、中国でもひとつしかないというお茶博物館があるそうなので行ってみました。
From 杭州・龍井 |
中国全土のお茶を飲み放題!とか期待していたんですが。
From 杭州・龍井 |
入り口すぐの壁です。
この大きさ、この馬鹿馬鹿しさ。結構好きです。
来てよかったな、そう思いました。
中にはお茶の歴史だとか、そんな感じの展示がされています。
From 杭州・龍井 |
手前にある急須でもお茶を入れるんでしょうか。
三国時代の武将とかならできそうです。
さすが中国、スケールが大きいなあ。
へそが茶を沸かすぜ。
そんな感じのお茶尽くしの場所でした。
でも、山の上で飲んだお茶はほんとにおいしかったです。
これからはコーヒーをやめてお茶にしようかと思いました。
お湯さえあったら何杯でも飲めますし。とっても経済的。
まあ、結局またコーヒーばっかり飲んでるんですけどね。
2006年10月26日木曜日
ユダヤ5000年の知恵
ぱっと見、あやしい感じのする表紙ですが、普通の本です。
ユダヤ人について書いてあるような、ユダヤ教について書いてあるような。
と言っても、ユダヤ教の人をユダヤ人と呼ぶらしいので、どっちでもいいですね。
言語や人種でユダヤ人と決まってるわけではないそうです。
ラモスを日本人と思ってる日本人がどれだけいるのか考えると、懐の深さが違いますね。
本の最初に、なぜこの本を書いたのかが書かれてます。
ビルゲイツやアインシュタインがユダヤ人だと聞いたら読んでみたくなります。
まあ、ビルゲイツはウソらしいですが。騙された。
大部分はタルムードの紹介で、じゃあタルムードがなにかというと、ユダヤの偉い人の逸話や格言を集めたものです。
これがおもしろいです。
なんというか、こう、屁理屈なんですね。
一休さんに近いものがあります。だから読んでておもしろいです。
こんなことばっかり考えてる連中なんだ、と思うと僕もユダヤ人になりたくなってきました。
役に立たないこと考えるの好きなんですよね。
まあ、ユダヤの教えの中では、勉強ばっかりして社会に出ないのはいけないことみたいですが。
そんなところも含めて、いいところはとても現実的なことですね。
ユダヤ人は体を傷つけることが許されていません。
なので、傷つける可能性があるから、髭剃りも許されてなかったんですね。
ところが、電気カミソリが登場すると、これで怪我する人はいないから、っていうんで髭剃りできるようになりました。
こういうの、よくある宗教では伝統の名の下に認められなさそうです。
他にも、仏教やキリスト教と違って、禁欲的なところがないのもおもしろい。
快楽を伴わないセックスは禁止だそうです。
神様から与えられた喜びを拒否してはいけないんですね。
といっても、快楽ばかり求めてもいけなくて、中庸が大事だと言ってます。
中庸ってよく出てきます。いいですね。
セックスはいけないいけない。とか言いながら、とっても恥ずかしい新婦の服とか考える、狂った神父よりいいです。
輪廻転生の輪から抜け出して極楽浄土に行くために一日中土の中に埋まってる行者にも教えてあげたいです。
他にも予定があるから、とか言って、仏もないのにお経あげて、しかも読んでない間はだるそうにぐらぐらしてて、最後にはちゃんとお布施をもらっていくような坊主には教えてあげなくていいです。
わざわざ不快にしてくれるような宗教なんていらない。
つまり、僕、ユダヤ人になりました。
2006年10月17日火曜日
杭州・西湖 二日目
日の出と共に起きて、また西湖へ。
というか、泊まったところでは、客と店員がずっとお金のことでケンカしてたのでほとんど眠れなかったんです。
僕も帰るときには一体いくら請求されるんだろう?とか考えながら、しかも受付のあたりから怒鳴り声が聞こえてきてて、まったく落ち着かない。
僕の杭州の印象はほぼこれがすべてです。なのでぼったくりの町。
まあ、結局入るときに聞いた値段だったんですが、それでも220元くらいかかりました。
次からは、ちゃんとホテルをとろう。反省しました。
これ、出口。
逃げられないようにしてあるんだろうか?本気でぞっとしました。
この日は湖の北からスタート。
まだ夜が明けたばかりだというのに、いるわいるわ。
奥の赤い連中は、みんなで走ってました。元気だねー。しかも集団ルック。
近くで見ると、みんなおじいちゃん、おばあちゃんでした。
中国って、お年寄りも元気でいいね!
って、ほんとかな?
お年寄りなんて、どこでも元気なのかも知れないですね。
凧揚げやってる二人組みのおじいちゃんを見て思いました。
楽しそうにやってます。これが、もしうちのおじいちゃんだったら。
「恥ずかしいから、止めなさい!」
とか、僕の母が言いそう。
老いては子に従え。一人っ子政策の国だと独裁ですね。
日が出たところ。
上海と同じ理由で、もやがかかってるのか、それとも湖の上だからなのか。判断に迷います。
まあ、大抵、希望的憶測って外れることになってますが。
湖の中の島。
こんなのを見ながら歩くうちに、橋を渡りきりました。
昨日とあわせると、半分以上歩いてしまった。まだ7時なのに!
で、そのあたりにある、ちょっと楽しみだったところ。
英雄、岳飛。
どれくらい英雄かと言うと、”がくひ”で変換すると名前が出てくるくらい。
綺麗にかざってありますが、綺麗な色使いが逆に安っぽいです。
そして。
岳飛を謀殺した人たち。死んでも正座。
僕も、「かーっ、ぺっ!」とかやってみようと思ってました。
でも、誰もいないんですよね。早すぎて。
ほめてくれる人がいないとなあ。
これを引き合いに出して、「だから中国は靖国神社が理解できないんだ!」とか僕も思ってましたが、そんなわけないですね。
政治と文化理解の話をごっちゃにしてはいけない。
英雄のほうはいい感じです。
まあ、あんまり興味ないですけど。
また湖に戻って、一番長い橋を渡りました。
橋と言っても、湖を南北に縦断です。
パンフレットには、橋が折り重なる美しい場所、なんて書いてあったが見当たらず。
ほんとにただの道でした。しかも長い。
電動自転車で追い抜かされるたびに、楽しみ方を間違ってることを思い知らされました。
こういうところは自転車ですね。
龍井に行ってから、また湖へ。
さっさと遊覧船に乗って帰るつもりだったんですが、庭園に迷い込んでしまいました。
でも、もう飽きてました。
遊覧船に乗ると、湖の中の島に行けます。
船に乗ってるだけで気持ちいいです。水って素晴らしい。
湖の中の島には池があります。
これはなかなかおもしろくていいです。
水の豊かな庭園が、水に浮いてる感じ。
中国人はみんな順番も守れない、非文明的な民族だ!
とかよく聞きますが、遊覧船を待ってる間はそうでもなかったです。
2列は並べる場所でしたが、みんなのんびり湖を見れるように間隔を空けて並んでました。まあ、観光できる人たちですし。
で、後ろから、この島に迷い込んだのか?という小汚い家族連れ。
「前行くんだよ、前へ!」
のどかな雰囲気をぶち壊しながら、おばちゃんがどかどか割り込んでいきます。
さすがに割り込まれたらいい気はしないので、みんなどんどん前に詰めて、いつも通りな人ごみになってしまいました。
悪貨が良貨を駆逐する瞬間でした。「そのとき人民は動いた!」
このおばちゃん、船に乗るときも、みんな歩いてるのに子供の手を引きながら猛然とダッシュ。
僕が船の奥に向かって歩いてると、後ろから子供が衝突。
「気をつけなさい!」
いや、その前に謝るべきでは?
日中友好のために、日本人が中国人を嫌いになる前に、この場で湖に落としてやろうかと思いました。
杭州って、駅前まで高架になってるんですね。これは便利。
正面から見るとなんか凝ってます。
金沢駅以外にもこんなことをやってるところがあるなんて。
そして中国でも、
「この、10分後の、上海行きに乗りたいんだよ!切符買ってる時間ないんだよ!!」
って言ったら改札を通れることがわかりました。
なんだ、融通きくんですね。
これからはこれで行こう。
というか、泊まったところでは、客と店員がずっとお金のことでケンカしてたのでほとんど眠れなかったんです。
僕も帰るときには一体いくら請求されるんだろう?とか考えながら、しかも受付のあたりから怒鳴り声が聞こえてきてて、まったく落ち着かない。
僕の杭州の印象はほぼこれがすべてです。なのでぼったくりの町。
まあ、結局入るときに聞いた値段だったんですが、それでも220元くらいかかりました。
次からは、ちゃんとホテルをとろう。反省しました。
From 杭州・西湖 |
これ、出口。
逃げられないようにしてあるんだろうか?本気でぞっとしました。
この日は湖の北からスタート。
From 杭州・西湖 |
まだ夜が明けたばかりだというのに、いるわいるわ。
奥の赤い連中は、みんなで走ってました。元気だねー。しかも集団ルック。
近くで見ると、みんなおじいちゃん、おばあちゃんでした。
中国って、お年寄りも元気でいいね!
って、ほんとかな?
お年寄りなんて、どこでも元気なのかも知れないですね。
凧揚げやってる二人組みのおじいちゃんを見て思いました。
楽しそうにやってます。これが、もしうちのおじいちゃんだったら。
「恥ずかしいから、止めなさい!」
とか、僕の母が言いそう。
老いては子に従え。一人っ子政策の国だと独裁ですね。
日が出たところ。
From 杭州・西湖 |
上海と同じ理由で、もやがかかってるのか、それとも湖の上だからなのか。判断に迷います。
まあ、大抵、希望的憶測って外れることになってますが。
湖の中の島。
From 杭州・西湖 |
こんなのを見ながら歩くうちに、橋を渡りきりました。
昨日とあわせると、半分以上歩いてしまった。まだ7時なのに!
で、そのあたりにある、ちょっと楽しみだったところ。
From 杭州・西湖 |
英雄、岳飛。
どれくらい英雄かと言うと、”がくひ”で変換すると名前が出てくるくらい。
綺麗にかざってありますが、綺麗な色使いが逆に安っぽいです。
そして。
From 杭州・西湖 |
岳飛を謀殺した人たち。死んでも正座。
僕も、「かーっ、ぺっ!」とかやってみようと思ってました。
でも、誰もいないんですよね。早すぎて。
ほめてくれる人がいないとなあ。
これを引き合いに出して、「だから中国は靖国神社が理解できないんだ!」とか僕も思ってましたが、そんなわけないですね。
政治と文化理解の話をごっちゃにしてはいけない。
From 杭州・西湖 |
英雄のほうはいい感じです。
まあ、あんまり興味ないですけど。
また湖に戻って、一番長い橋を渡りました。
橋と言っても、湖を南北に縦断です。
パンフレットには、橋が折り重なる美しい場所、なんて書いてあったが見当たらず。
ほんとにただの道でした。しかも長い。
電動自転車で追い抜かされるたびに、楽しみ方を間違ってることを思い知らされました。
こういうところは自転車ですね。
From 杭州・西湖 |
龍井に行ってから、また湖へ。
さっさと遊覧船に乗って帰るつもりだったんですが、庭園に迷い込んでしまいました。
でも、もう飽きてました。
遊覧船に乗ると、湖の中の島に行けます。
船に乗ってるだけで気持ちいいです。水って素晴らしい。
From 杭州・西湖 |
湖の中の島には池があります。
これはなかなかおもしろくていいです。
水の豊かな庭園が、水に浮いてる感じ。
From 杭州・西湖 |
中国人はみんな順番も守れない、非文明的な民族だ!
とかよく聞きますが、遊覧船を待ってる間はそうでもなかったです。
2列は並べる場所でしたが、みんなのんびり湖を見れるように間隔を空けて並んでました。まあ、観光できる人たちですし。
で、後ろから、この島に迷い込んだのか?という小汚い家族連れ。
「前行くんだよ、前へ!」
のどかな雰囲気をぶち壊しながら、おばちゃんがどかどか割り込んでいきます。
さすがに割り込まれたらいい気はしないので、みんなどんどん前に詰めて、いつも通りな人ごみになってしまいました。
悪貨が良貨を駆逐する瞬間でした。「そのとき人民は動いた!」
このおばちゃん、船に乗るときも、みんな歩いてるのに子供の手を引きながら猛然とダッシュ。
僕が船の奥に向かって歩いてると、後ろから子供が衝突。
「気をつけなさい!」
いや、その前に謝るべきでは?
日中友好のために、日本人が中国人を嫌いになる前に、この場で湖に落としてやろうかと思いました。
杭州って、駅前まで高架になってるんですね。これは便利。
正面から見るとなんか凝ってます。
From 杭州・西湖 |
金沢駅以外にもこんなことをやってるところがあるなんて。
そして中国でも、
「この、10分後の、上海行きに乗りたいんだよ!切符買ってる時間ないんだよ!!」
って言ったら改札を通れることがわかりました。
なんだ、融通きくんですね。
これからはこれで行こう。
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