2005年9月30日金曜日

国慶節でお休み

明日から一週間、中国の人は国慶節でお休みです。「10・1」と言うらしいです。
上海では7日間、お祭り騒ぎが続くみたい。
旅行に行く人も多いそうですが、上海に旅行に来る人も多いわけですね。
上海にある3つの同心円状の環状線の一番内側ではほとんど交通規制がかかってます。

何が起こるやら楽しみです。

税関とカップラーメン

日本に入国するときに、初めて荷物のチェックを受けました。
やっぱりあまり気分のいいものではないですねえ。

中身全部取り出して、なんてことはなかったので良かったです。
友人の女性は下着まで触られたと言って怒っていました。美人だし、たぶんセクハラですね。

「へー、セントレアってこんなんなんだ」とか思いながら入国手続きを済ませます。
スーツケースとキャリーバッグ、大量のお菓子を持って税関へ。やっぱりお菓子はちょっと恥ずかしいです。
「旅行ですか?」
「どれほど行かれてました?」
と続いて、
「あー、じゃあちょっとスーツケースの中身見せてもらえますか?」

その日の朝、部屋を出るときになって、「あ、お土産買うの忘れた!」と気づきました。
名古屋で会えるかもしれない友人に渡そうと思っていたんですね。帰国する、しないで結構振り回してしまったので、悪いな、と感じてました。
でも、もう時間がない!
殺風景な部屋を見渡すと、目に付くものがありました。

カップラーメン。

自分用に買っておいたものですが、ラーメン好きの友人だしちょうどいいな、と思ったわけです。
問題は裸のラーメンを手渡してもあんまり面白くないことですね。
姉に借りたスーツケースを返そうと思って、荷物もないのにスーツケースは持って帰るつもりでした。
そこで、、、スーツケースを空にして、カップラーメンをセット。
友人に会ったら、どんとテーブルにスーツケースを置いて、ぱかっと開ける計画を立てました。

「あー、じゃあちょっとスーツケースの中身見せてもらえますか?」
「えっ!?」
「いや、スーツケースの中身を見せて欲しいんですが」
「。。。あ、いや、その」
「。。。」
「。。。わかりました」
親に日記を見られてしまうような気分です。なんだか異様に恥ずかしい。
ぱんっ、とテーブルに置くと、
「これ、空ですか?」
「はい!はい! 猛烈に空です!!」
ということで開けなくても良くなりました。助かった。

でも、キャリーバッグの中はちゃんとチェックされました。ちゃんとしてるんだかしてないんだか。
結局、その友人にも会えず、カップラーメンは家のお土産にしました。
なんでそんなもの一個だけ持ってきたのか不思議に思ってると思います。こうやって不自然な状況が生まれるんですね。

お土産には気をつけましょう。

2005年9月28日水曜日

プール

近所のマンションにプールができました。駅向かいで歩いて3分くらい。
さっそく行ってきました。
From 今日の出来事


清潔さにはあまり期待していなかったんですが、かなりまともでした。
ちゃんと端から端まで25メートルあるし、とてもいい感じです。
一回の利用料が30元と、日本の公営のプールと比較しても少し高い料金です。

会員になるときに軽く健康診断を受けました。
入り口にいた怪しいおっさんが医者でした。常駐してるってのもすごいですね。
聴診器当てて、はんこ押してもらうだけですが、なんかちゃんとしてますね。

最初、手前のはしごを降りてプールに入りました。
そしたらいきなり足がつかなかったので、びっくりしました。「殺される」と思いましたね。
奥から入ってみると、今度はひざくらい。極端ですね。
なので、たてに泳ぐと帰りが結構つらいです。こすりそうになって泳ぎにくいです。

これで運動不足も解消ですね。
これだけはまだ生活に足りないなあ、と思っていたのでちょうど良かったです。
これからは毎週泳ぎます。

2005年9月26日月曜日

映画館

映画見ました。
上海で一番大きい映画館に行ってきました。建物のインパクトとしては日本の郊外型ショッピングセンターの方が強いですね。

「神話」という映画を見ました。なに言ってるかさっぱりわからなかった。
そう、以前見たときは(なぜか)字幕が入っていたので、勉強になると思って行ったんですよ。
なのになかったので、さっぱりわかりませんでした。
でも、映画はおもしろかったです。アクションで笑えるシーンが多かったんですね。
ジャッキー・チェンが主役だったし、いかにも大作っぽいつくりだったので日本でも公開される(されてる?)と思います。
下手なハリウッド映画よりは楽しめます。

以前の映画といえば、「十面埋伏」も上海で見ました。邦題は「LOVERS」ですね。チャンツィーイーがかわいいです。
このときは淮海路という一等地の映画館で見たはずなんですが、なんと、客が一人もいない!
映画館貸しきりはさすがに初めてでした。チャンツィーイーもかわいいですしね。関係ないですね。

そのときは映画が始まっても明かりが消えないので「へー、上海では明かりをつけて映画を見るのか」と思っていたら、10分くらいして消えました。適当ですね。
今回はいたって普通でした。拍子抜けするくらい。
前のときは、映画が終わってエンドロールが始まってすぐに明かりがつけられ、ドアも開けられて「もう帰れ」的な雰囲気が漂っていました。こわいですね。
今回はこれも普通でした。映画の話に戻ると、エンドロールはメイキングになってて、これもおもしろいです。

こうしてみると、なんだか日本と変わらないですね。

2005年9月25日日曜日

世界の窓から

僕の勉強机からの風景。
どこにいても夕暮れはきれいに見えますね。
From 今日の出来事


そしていつになっても勉強始めると、他のことばかり気になります。
人間はなかなか変わりません。

集中力が欲しい。。。

2005年9月24日土曜日

おばさんと電車

最近良く地下鉄に乗ります。
値上げなんてなんのその。

そこで、懐かしい光景に出会いました。デジャブ。

おばさん二人が座席の前で話しています。
「あらー、ここ少し空いてるけど、ちょっと狭いわね~」「そうねー。もう少し空いてたらすわれたのにねー」(推定)
その隙間のとなりに座っていた若者、席を立って「どうぞ、座ってください」。
おばさん「あら、やだ。いいわよ。座ってなさいよ」
若者「いえいえ。座ってください」
おばさん「そう?ありがと」

あまり見たことはありませんでしたが、やはり上海でもおばさんは慇懃無礼で恥知らずみたいです。
同じ上海人でも、にらみつけたり無視したりしないところ、若者は偉いですね。聞くに堪えなかったんだとも思いますが。

「ばばあ度数」というものを作って、80%以上の得票率で電車から降ろしてもいいって法律があったらいいのに。
基準はいたって民主的で、ばばあっぽい発言を聞いた人が「ばばあ裁判をします。ばばあと思った人は挙手願います」と言って、同じ車両の人が挙手します。
見てなかった人もいるだろうから、ばばあと思った人はグー、そうでない人はパー、わからない人はチョキにしましょう。
これで厚かましいおばさんのせいで気分の悪い思いをしないで済みます。品がないって嫌ですね。

フェミニストに見られたら怒られそうな記事だなあ。

2005年9月23日金曜日

お土産

お土産を買いました。このときのことです。
と言っても日本へ持って帰るお土産ではなくて、日本からのお土産です。
From 今日の出来事


コンビニのお菓子をほぼ全種類、買いました。まるでノアの箱舟ですね。セントレアは沈没はしないと思いますが。関空は危険ですね。
ところでノアは海の生き物を助けたりはしないんでしょうか。洪水くらいじゃ死なないとは思いますが。
ノアに救われたもの以外はすべて滅びたような雰囲気がありますけどね。

お菓子の量はかごに3つくらいでした。こういう買い方、結構気持ちいいです。くせになりそう。
コンビニの袋に4つほど。キャリーバッグやスーツを持っていたので結構大変でした。
セントレアでの搭乗手続きで無理やり荷物を預けさせられました。全部を機内に持ち込むのは無理らしい。

朝、空いてる場所において「食べてください」と言っても誰も興味も示しません。
人気ないなー、と思ってたらお昼になると10分くらいで跡形もなくなりました。下手に残したりしないところが清々しいですね。
「おいしい」って喜んでくれたので持ってきた甲斐がありました。

2005年9月22日木曜日

お掃除

仕事が終わって部屋に帰るときれいになってました。
別に泥棒に入られたわけじゃありません。

掃除してあったんですね。前にちょっと書いた大家さんに頼んだ件です。
頼んではみたものの、あまりきれいになるとは思ってなかったんですね。

引越しの時にも、入居前に掃除をしてもらったんですが「なにしたの?」ってくらい汚かったんですよ。その時にはもう一度、と言ってやり直してもらいました。
2回目はさすがにそこそこきれいになりましたけど、それでも隅のほうに塵が残っていたりして「日本人の感覚とはやはり違うな」とか思って納得してました。

なので、どんなことをして欲しいか聞かれたときも、「床や机の上、あとトイレだけきれいにしてくれたらいいです」って答えてたんですね。
それ以上を望んでもしょうがないだろうな、と。

それがびっくりですよ。
床や机の上はもちろんきれいになってますが、ところどころにある金具のさびもきれいになってます。気になってはいたんですよね。
散らかしてた洋服はちゃんと洗濯してまとめてたたまれてるし、シーツや枕カバーも洗ってありました。
開いてある雑誌や読みわけてたテキストもきれいにそろえられてたので、多少迷惑なくらいです。
みすぼらしく死に掛けてた観葉植物も、枯れた葉だけ取り除いてきれいにしてありました。そこまでやりますか!

あまりに期待を上回っていたのでほんとに驚いているんですが、こういう人を雇うとこれくらいはしてくれるものなんでしょうか。こんな生活には慣れてないのでわかりません。

これからは2日に1度部屋に来てくれるらしいんですが、これで1月に250元は安い!
最初はしぶっていたんですが、大満足です。
洗濯物を干したり取り入れたりする時間だけ考えても元はとってますね。

しかも、ちょっと殿様気分にもなれます。おすすめです。

2005年9月21日水曜日

大家さん

今住んでいるマンションの大家さんはとってもいい人。
今日家賃を払うために久々に会いました。

なんと、向こうから来てくれました。ありがたや。
払いに行くってのは聞いたことがありますが、取りに来てもらうってのは初めてですね。
電気やガス、水道の料金は僕が払えないだろうということで立て替えまでしてもらっています。甘やかされすぎ?

少し前に、部屋の掃除をやってもらおうと思ってお願いしました。
そしたら適当な人がなかなか見つからなかったんですが、最近やっと見つかりました。
その間、部屋の様子を見てくれたり、掃除道具を買って持ってきてくれたりしました。とてもありがたい。
そのお金も立て替えてもらっていたので、一緒に清算しようとしました。
でも、ちょうど細かいお金がなかったんですね。というか、ほぼ100元札しかなかった。
そしたら端数は全部まけてくれました。なんか申し訳ないです。

これまでにも照明が壊れたときに修理に立ち会ってくれたり、僕が居留証をとるために警察についてきてくれたりしました。
とてもとても親切です。

掃除を頼んだときには「ちゃんとしたいい人を紹介するから、紹介料をもらうよ」とか、清算のときも「面倒見すぎだって旦那に怒られた。どうしてくれるんだ」とか言って、話もおもしろいです。


やっぱり上海はいい人が多いです。
ちょっと田舎に出かけたときに、友人が「上海の人は冷たい。田舎の人はやっぱりあたたかい」と言ってました。
僕は「東京の人は冷たい。上海の人はあたたかい」と言っておきました。
たぶん、どちらも本当で、どちらもそう感じているんですね。

こっちでの生活すべてで、困ったときに相談に乗ってもらっている人もいます。頭があがりません。
僕はひたすらお願いしてるばっかりで、なんのお返しもできないのがつらいです。本当に走り回ったりしてくれます。
もし僕が女で、誘われたら抵抗できないな、とか考えたこともありますね。

ほかにも、ビルで会う人、街で会う人、みんなニコニコしてます。あ、もちろん話をするときのことです。みんなにやにやしながら歩いてたらちょっと怖いです。
ラーメンと鍋を一緒に頼んだら「食べきれないよ!」って怒られます。布団をクリーニングに持っていったら「干しときゃいいんだよ!もったいない!」と怒られます。タクシーが間違えて遠回りしたときには「なに回り道してんだよ。絶対10元しか払わない!」と僕が怒ったりしますね。人情味があっていいです。

こういうの、なくなってほしくないです。でも、だんだん消えていくんだろうな。

A8.net お休み

今、メンテナンス中で使えないみたいです。残念。
いつも当たり前にあると思ってるものがなくなるとさみしいもんですね。
早く元気になってほしいものです。

2005年9月20日火曜日

地下鉄、値上がり

上海の地下鉄が値上がりしました。
確か先週からですね。中秋節前の浮かれ気分を狙い撃ちです。

それまでは近いところで2元、遠いところで4元、真ん中が3元でした。
これが、3、4、5元になりました。
僕がよく使うのは2元の範囲だったので、なんと50%の値上がりです。抗日デモなんてやってる場合じゃないと思うんですが。
しかも、区間によって値上がり率がぜんぜん違います。4から5だと25%(それでもすごいが)と2倍違います。
こんなことが東京であったらびっくりですね。知事は確実に変わると思います。

僕の想像では、こんな切り上げ方になったのは切符の自動販売機がぼろいからじゃないでしょうか。
そういえば、上海では自動販売機はほとんどないです。たまに見かけますが、僕の生活の範囲には一台もないですね。
まあ、僕は上海の雰囲気ではいらないと思ってます。あちこちで話し声(や、怒鳴り声)が聞こえるほうが楽しいですし。

で、駅の自販機なんですが、まず紙幣は使えません。そして、1元未満のコインも使えません。
要するに、1元コインしか使えません。まあ、シンプル。
なので、もし2.4元なんかになってたらハードを取り替えないといけないわけですね。たぶん。
ばっさりと値上がりしたのでソフトな対応で済んだわけですね。といっても住民には刺激的だったと思いますが。
なんていうのが僕の想像です。

正直言って、2元でも3元でもたいしたことないので「小銭が増えなくてよかった」くらいの感想です。うわあ、えらそうですね。
「小銭が邪魔だから、タクシーは千円単位でいいよ」、ごめんなさい、無理です。

上海のインフレ報告でした。

2005年9月19日月曜日

中秋節(南京路)

あんなことがあった次の土曜日、今度は南京路です。
もう、懲りない人々、って感じですね。うきうきします。

一年ほど前に工事をしていた広場が完成しています。メイン会場はそこでした。
今度はオープンなイベントではなくて、バリケードが作られてます。やらしいですね。
中に入るにはチケットが必要なんですが、どうやって買えばいいかわかりませんでした。悔しい。
かろうじてスクリーンが外からも見えるんですが、それを見るために人、人、人。人だらけです。
ぐるっと一周してなんとか入れないかと思ったけどさすがに無理でした。
まあ、上海人のパワーを考えると、もしそんなのがあったら一瞬で壁は崩壊してると思います。賢明ですね。
From 中秋節


昨日のことで味をしめた僕は「近くのホテルに入って覗き見してやろう」などと考えました。
それが運の尽き。

そのホテルでは外が見える部分は全部、部屋やレストランになってるんですね。普通、そうなんでしょうか。
客室の階を回って「これじゃあだめだ」と悟った僕は、割と低い階のレストランを回ることにしました。

これが、、どこもかしこも満室。まさにかきいれ時。
そして、みなさん家族連れ。ファミリーですよ。
陽気に騒いでいます。もう、楽しくてしょうがないよ!世界中愛してる!ってな空気ですね。
僕も意地になって空いてるところを探して7階分くらい歩き回ってました。
で、空気に当てられました。

結局覗き見はできなかったので、帰ることにしました。ひとり歩きます。
さみしい、孤独、ひとりぼっち、いろんな言葉が頭をめぐります。まさにエンドレス。
もし、あの時目の前に飛行機があったら飛び乗っていたかもしれません。穴があったら入りたかった!それは違うか。
楽しそうな家族、家族、家族、に毒されてました。ほんと、毒です。
老人が自殺するのは盆や正月が多いっていうのは気持ちも想像できたけど、これほどしみじみ理解できるとは思いませんでした。いやー、やられました。

今までの上海生活で一番危険を感じた一人歩きでした。
きれいなバラにはとげがある。きれいにまとまりましたね。

中秋節(淮海路)

18日の日曜日は中秋節でした。
中国では家族そろって満月を眺めながら月餅というお菓子を食べる風習があります。ちなみにこのお菓子、あまりおいしくない。

「へー、そうなんだ」くらいに思っていた僕が甘かった。月餅なみに。
金曜の夜、いつもどおりふらふらと散歩しているとなんだかやたら人もタクシーも多い。夜中の1時くらいです。
上海は都会だから夜も遅い、ような気がしますが実は割と早いです。そんな時間ににぎやかなところは限られてます。
なので、変だなあと思いながら近づいてみるとこんなのやってたんですね。
From 上海旅遊節


淮海路は上海でも一番きれいでにぎやかな通りです。
この日は道を封鎖してイベントが行われてました。踊りを踊ったり、歌を歌ったり、陽気です。1時過ぎてるのに。
よく見えなかったので、近くのホテルのエレベーターから撮ったのが2枚目です。
From 上海旅遊節

まあ、こんな感じでやっているわけですよ。もう2時近いのに。
とにかくわらわらと人がいたんですが、日本と違って屋台がないので(まったくないわけではない)そこはおとなしい感じでした。
ほんと、飽きもせず見てるだけなんですね。それでも楽しそうでしたけど。

それにしても突然だったのでびっくりしました。
さすが上海、やるときはやります。

2005年9月17日土曜日

アイススケート

アイススケート場を見つけました。
これは遊びに行かねば、と思ったけどその前に様子を見てきました。
From 今日の出来事


デパートの中にあるだけに小さいです。まさに子供の遊び場。
実際、子供が多くて、大人は周りで見てるだけでした。ほほえましいなあ。
真ん中のほうではちょっと本気っぽい人が特訓中。

意気込んで遊びに行ってたら、肩透かしを食らってますね。先に見に行ってよかった。
写真、やっぱり暗く写ってしまう。。。誰かいい方法知りませんか?

2005年9月16日金曜日

伊東美咲

伊東美咲さん。
僕が名前を言える数少ない芸能人の一人です。

なんで名前を覚えたかというと、友人が「これはくるよ!これはいいよ!」って言ってたからなんですね。
この間会ったときに「ほらな」って自慢されました。最近の活躍がよほどうれしかったみたいです。

なので何度も写真を見たことはあったんですが、僕はそんなに好きじゃなかったんですね。
でもこの写真はいいなあ。好きになりました。大きな画像があったら壁紙にしたいです。
前にもこんなことがあったし、ここのページの写真が好きなだけなのかも知れません。
なんか色っぽいんですよねえ。

2005年9月15日木曜日

ラーメン

せっかく撮ったのでラーメンの写真。
家の近所のラーメン屋さんで食べました。

From 今日の夕食

ちょっと毒々しく見えるかもしれませんが、ほんとにちょっと毒々しいです。
日本のラーメンほど凝った味はしませんが、結構おいしいですよ。

2005年9月14日水曜日

贅沢

最近、贅沢をしています。
ささやかな贅沢ですけど。

夜中にお腹が空いたときに、タクシーを使って24時間開いてるレストランによく行きます。
歩くと10分くらい。タクシーだと13元です。
そしてレストランで10元の春雨スープを飲みます。夜中だから軽い物がおいしい。
食べ終わったらまたタクシーで帰ります。

10元の食べ物を食べるために、26元も使ってるわけですよ。贅沢ですね。
最初のころはカップラーメンなんかも食べてたけど、なんか気持ち悪いんですよね。
日本のものでも割とそういう風に思っていたのでちょっと耐えられませんでした。
焼きそばUFOなんかにも挑戦はしてみましたけど。

てな感じで、気分的に贅沢してます。
昔はこういうのをほんとに贅沢だと思ってたんですけど、そうでもないみたいですね。
10元のものを3倍以上の値段で買ったところで、たかが知れてます。
何百元もする飲み屋に半額で行ったとしてもやっぱりそっちが贅沢ですね。

まあ、僕はわりと情緒的な人間なので、こんな感じで贅沢してます。

2005年9月12日月曜日

カルフール (carrefour)

>カルフールに行ってきました。
日本からは撤退してしまうようですけど、上海では健在です。
From 今日の出来事


ちょっとわかりにくいかも知れませんが、手前にフルーツがあって、その奥に花があって、さらに奥には水槽があります。
そんなごったにな感じなのでうろうろしてるだけで楽しめました。
From 今日の出来事


おもしろいので写真を撮ったのが上の写真なんですが、人の動きが激しくて結構時間がかかりました。
やっと撮り終わって帰ろうと振り向くと、警備員さんに「だめだよ~」って言われました。
だめだけど待ってくれる、だめだけど見逃してくれる、いい人ですね。よく見ると壁に撮影禁止のマークが。気をつけましょう。
せっかく見逃してもらったのに、こんなところで公開すると問題になるような気もしないでもないけどまあいいか。

うろうろしていて、ちょっとびっくりしたのはエアコンですね。
上海では壁に取り付けるもの以外に、床に置くタイプのものもあります。みんな部屋が広いんですね。
で、よく見てみると「消費電力5,000W」! 本気ですか?
電圧が違うとはいえ、これだけで20A以上の電流が。。。
どうりで凍りそうな風がどっと吹き出るわけですね。それにしてもすごい。
クールビズとかにはしばらく縁がなさそうです。

ちなみにここで買った観葉植物、一週間で死にかけです。
ちょっと弱すぎないですか?

2005年9月11日日曜日

笛の音

上海にも秋が来ました。
ちょっと涼しくなったと思ったら秋だった、なんてことはなくて、雨が降ったと思ったら次の日には秋でした。
急に寒くなったので一時、風邪を引いてしまいました。

なのでエアコンも止めて、窓を開けて寝ています。
そうすると笛の音が聞こえてきました。ぼーぼー、言ってます。
高い音ではなかったので、きっと太い筒みたいな笛ですね。
時々つまっているので、川べりで練習しているみたいでした。

そよそよ風に吹かれながら笛の音を聞いていると、「上海の秋は悪くない!」って気持ちになってきました。
僕の一番好きな季節です。

2005年9月9日金曜日

ひまわりの祝祭


以前に「日本に帰ったら手当たり次第に買ってこよう」といっていた藤原伊織さんの本です。
この本は麻薬です。どんなものを麻薬と呼ぶのか詳しくは知らないのですが、とりあえず危険です。

まず幻覚作用があります。
喫茶店で読み始めたんですが、数分後にはもう別世界。
おかわりを頼んだり、喫煙席に変えてもらったり、トイレが濡れていて転びそうになったときもなんだかリアリティがありませんでした。
人形劇の人形のように誰かに紐で操られているような感じです。僕の体はかろうじて僕の意識で動いているはずですが、それもなんだかひどく緩慢で、頼りない感じがしました。

そして常習性もあります。
一度読み始めたらやめられません。喫茶店の閉店時間まで読みつづけた後、家へ向かうタクシーの中や小腹が空いたので食堂でも読みつづけ、ベッドの上で最後まで読んでしまいました。
毎日1課は復習(または予習)する文法書と毎日CD半分を聞く発音練習をルールにしている僕ですが、やっぱりこの日も守られることはありませんでした。一度もないので比較としてはよくないかもしれません。

ちょっと気になったのは、全体的に会話に頼りすぎかなあというところでしょうか。
おもしろいからいいんですが、あらゆる謎が会話を中心に解かれていくので読んでいてしんどいです。会話中心な分、細かいところにいろんな情報があるわけですよ。というか、みんなちょっとしゃべりすぎ?
あと、展開が読めてしまうのはある程度仕方がない(だって、ハードボイルドだし、本の厚さでラストシーンだとわかるし)としても、”彼女”がなんでそこまでするかなあ?といった不満もありました。登場の仕方もべた過ぎるし。

多少の不満もあるけど、全体的にはおもしろすぎです。
中盤過ぎでは特にお涙頂戴の場面でもないのにせつなくて泣きそうになりました。
そんなこんなで、あまりに危険なのでこの人の本に触れるのは一週間に一冊だけと決めました。

藤原伊織やめますか?それとも人間やめますか?
まさにそんな感じ。

2005年9月7日水曜日

矢場とん

名古屋に寄ったので、本場の味噌カツを食べようってことになりました。僕の中で。
さみしく一人、大量の荷物を抱えながら食べに行きました。なんで大量だったのかはまた今度書きます。

名古屋駅で友人に電話。「味噌カツ食べようよ」「。。。今仕事だから」
つれない返事です。そこで教えてもらったのがこの矢場とん。
駅からそんなに離れられなかったので、ここになりました。
From 今日の朝食


食べた感想は。。。味噌カツですね。
おいしくないとは思わないけど、こんな庶民的な料理がなんで2000円近くするのか疑問です。
お昼時だったので行列もなかなかすさまじいものがありました。ひとりだったからすぐ入れましたけど。
いつでも行けるようなところにあって、もう少し安かったら通いそうです。とんかつ好きですし。

年末にまた名古屋に行くので、そのときはなにを食べようかな。。。

指輪物語

指輪の話。
左手の薬指は結婚を表すのは上海も日本も同じみたいです。

でも、それ以外は違うみたい。あやうく間違えました。
まあ、間違えたんだからあやうくもないんですけど。無駄に妄想をかきたてられました。どっちかというと、あぶない人?

上海では左手の人差し指が「いま一人」、中指が「恋人いる」で、薬指が「結婚している」ということらしいです。聞いてみるもんですね。
おもしろいのは、左手の小指は「いらない」の意味らしいです。びっくり。
ほんとにそんなのしてる人がいるんでしょうか。見かけたら理由を聞いてみたくなりますね。
普通は指輪をはめるのがドラマになるけど、これだったら指輪をはずすのもドラマにできそうです。もちろん、ラストは溶岩に投げ捨てます。
「もう怖がらなくてもいいんだよ」とかそんな感じ。ちょっと暑すぎるような、こわいような気もします。
でも、すぐにそんなこと考えてる僕が一番こわい気もしてきました。

ちなみに右手はどの指も意味はないそうです。
右手の薬指に指輪をしてたのでたずねてみたら、いろいろ教えてもらえてよかった。
これからしばらくは指ばかり見てしまいそうです。

2005年9月5日月曜日

blogger、落ちる

悪いうわさは聞いていました。
でも、これほんとに嫌ですね。初めての遭遇。

更新ボタンを押すと「担当者ががんばってます」みたいなメッセージが出ます。
そんなん知るか!という感じです。あやうく今日の更新をあきらめるところでした。
というか、今も更新したファイルや記事が消えてしまうんじゃないかとどきどきです。
こんな不安を感じないように、もっとがんばってもらいたいものです。

ディスコ

ディスコに行ってきました。
クラブとの違いが僕にはよくわかりません。わかる人教えてください。

ちなみに日本でもディスコなんてハイカラなところには行ったことありませんでした。
人生不思議なもんです。まさか海外で行くことになるとは。
まあ、このときもほとんど行きたくなかったんですが、5%の興味と95%のノーと言えない日本人体質のおかげで行くことになりました。気弱って素敵ですね。
From 今日の出来事


とりあえず、踊っているのは楽しかったです。
だーっと動いて、ばーっと汗かいて、うひょーって飛び上がって、「俺だけかよ!」みたいな感じでした。
踊り方とかよくわかんないなーとか思ってたけど、意外と恥ずかしくないですね。適当に動いて楽しめました。

休憩してるとビールやタバコがあちこちからやってきます。
よくわかんないけど適当に乾杯なんかしたりして面白かったです。ディスコってなんでもただなんですね。
そういえば、入場料すら払ってなかった。最初「100元」て言われて「高いな」って言ったら、「50元でいいよ」って通されてうやむやでした。さすがパーティー系。

そのディスコは3時閉店でした。早いですね。
友達に聞いたらどこもそうらしいです。意外と健全な遊びです。
中には警察官もいて、「変な薬とかあったらどうしよう~」なんて思ってた僕には安心でした。ちょうどそんなうわさを聞いたばっかりだったので。

ちなみに流れてる音楽は英語と中国語が半々くらいでした。
小さい頃に聞いたディスコミュージックに似た印象でした。
音楽の進歩が止まったのか、上海が古いのかはよくわかりません。
(一番ありそうなのは、僕の耳が悪い)

2005年9月2日金曜日

セントレア

セントレアこと中部国際空港に行きました。
上海から僕の田舎に帰るには成田使うよりも安かったんですね。

このセントレアという名前、市の名前にも使われそうになった(けど、住民投票で合併自体が流れた)くらいだから有名だと思ってたんですね。
ところが、誰に話しても通じません。

結婚式場の名前と思う人、上海のなんかだと勘違いする人が続出。ほんとに通じません。
しまいには愛知の友人も「なにそれ?」って言ってました。いいのか、セントレア。
なので、僕が勝手に広報してあげます。

入国手続きに向かう間、窓の下に並木道が見えます。実際に降りてみたのがこのの写真。
さすがセントレア。建物の中に並木道。結構いい雰囲気です。みんなくつろいでますね。
From 今日の出来事


次の写真は屋上(展望台?)から空港を向いて撮った写真です。
天気もいいし、爽快な眺めですね。でも、実際は暑さにうんざりでした。荷物もあったしね。
From 今日の出来事


空港利用者以外も気軽に(名古屋から1時間なのに)足を運べる楽しい施設と聞いていたので、一通り散策してみたけどそんなにおもしろくなかったなあ。
僕はてっきり、遊園地と合体したような施設を想像してたので。。。そんなわけないか。

いちばん感動したのは帰りのときですね。
出発手続きの窓口がわからなくて困ってたら制服を着た女の人がいたので道をたずねました。
おかげで無事に手続きが済んで免税店をうろうろしていたら、またその人に会いました。
免税店の店員さんだったんですね。しかもエルメス。

世の中の電車男がなんと言おうと、僕にとってのエルメスさんはこれで決定しました。
偶然の出会いですからね。どきどきです。あやうくプロポーズしてしまうところでした。
「俺は上海在住じゃないか!」と思ってなんとかこらえましたが、よく考えると日本にいたって愛知は遠かった。

おかげであやうく1万5000円もするネクタイを買わされそうになったりもしましたが、僕が結婚式10分前にやっつけで買ったネクタイとそんなに変わらないですね。
もともと、そのあたりが気になって覗いたんですけど。準備は早めにしないと損するってことですね。

そんな素敵(かもしれない)出会いも待っている、セントレア。
海も見えるし、お買い物もできます。
セントレア、セントレアをよろしくお願いします。
(いちおう広報なので)

2005年9月1日木曜日

リニアモーターカー

日本に帰るためには当然飛行機に乗らないといけないわけです。
僕の住んでいるところから空港まで電車を乗り継いでいきました。タクシーだと高いですし。

地下鉄を乗り継いで龍陽駅というところまで行きます。
そこからリニアモーターカーに乗り換えます!夢の乗り物ですね。
たしか、愛知万博でも動いてたような。でも、営業してるものでは世界初で最速らしいです。
From 今日の出来事


乗り心地は。。。静かですね。そもそもあっという間についてしまうので(8分)、「乗っちゃったなあ」くらいのもんです。
車内では写真みたいにスピードがわかるようになっていて、ご丁寧に世界最速を教えてくれます。
ちなみにこの写真、結構人気です。車内にいる人はバシバシ撮ってました。観光名所なんですね。
まあ実際のところ実感はないです。飛行機に乗ってても速さを感じないのと同じですね。
From 今日の出来事


進行方向に向かって意味もなく歩いてみたので、あの瞬間、僕が地上で最速の男です。
そんな気持ちになれる乗り物でした。